<准教授・高槻彰良の推察>第4話ゲスト・市川由衣&馬渕英里何が“現場エピソード”明かす「ずっと猫の話をしていました」
馬渕英里何インタビュー
――第4話の台本を読んだ感想&宮原晴子という役についての印象は?
私が演じる宮原は更紗のマネージャーなんですが、そういえば私、マネージャーさんの役ってやったことがないんですよね。この前(市川)由衣ちゃんとも話をしていたのですが「(宮原は)どう考えても現場のマネージャーじゃないよね?」って(笑)。
多分、小さい事務所で、現場も営業も関係なく回っている、ベテランのマネージャーなんだろうなと思って演じています。
――参考にした実在のマネージャーさんがいらっしゃったりしますか?
マネージャーさんのキャラってみんな違いますからね~、ホントに。ウチも何年かに1回、マネージャーさんが変わりますけど、気軽に話せる人もいれば、そうじゃない人もいるし(笑)。
今、ついてくれているマネージャーさんは新入社員の頃、少しだけ入ってくれてたんですけど、その時と比べるとすごい頼もしくなったなと感じています。
私はあんまりマネージャーさんにこうしてほしいとかあるタイプじゃないんですけど、たまに気持ちに触れることと言うか「こういうことで(スタッフさんに)褒められたよー」って一生懸命、私の気持ちを上げようとしてくれる思いが見えたりすると、素直に嬉しいですよね。
そういうことを言ってくれるのと言ってくれないのでは全然違うので。ただ、今回の宮原役はそういう感じではないので、割と偉そうにしてました(笑)。
――市川由衣さんの印象は?
由衣ちゃんとは初共演なんですが、本当に可愛い! 撮影の合い間はずっと猫の話をしていましたね。
彼女は昔から実家で飼っていて、ウチはまだ子どもの猫なんですけど、猫もそれぞれ全然性格が違うので、人が飼っている猫の話を聞くのも好きなんですよ。私は猫の話をしているだけで癒されるので、由衣ちゃんとの猫トークは幸せでした!
それに、実際は初めましての関係なのに、演技では長年の関係を見せなきゃいけない時に、今回のように猫好きという共通点があると一気に関係性が縮まりますからね。
――第4話のキーワード“霊感女優”にかけて、ご自身は“なに女優”?
何だろうなぁ?逆に聞きたいですよ~。私、個性という個性が皆無なので…あ! よく“個性派女優”なんていう言葉があるから、私は“無個性派女優”にします。
私って、イメージがありそうで無いタイプなので、それでお願いします(笑)!
――視聴者へのメッセージをお願いします。
第4話は、私たちからするとあるあるなことですが、視聴者の方からすると撮影現場に、どういうスタッフがいて、その人がどういう働きをして、どういうところに命を懸けて仕事をしているのかというような“撮影現場の裏側”を見ることができます。
今回はそんなテレビや映画制作の過程を覗き見る楽しさがありつつ、出てくる色々な人に対して「怪しいな?」と思える伏線がいっぱい張られていますので、そういう点を推理しながら見ていただけたらなと思います!