清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月2日放送の79話では、亮(永瀬廉)が切ない胸の内を百音(清原)に打ち明ける場面が描かれ、視聴者に衝撃を与えた。(以下、ネタバレがあります)
今週は第16週「若き者たち」(76~80回/8月30日[月]~9月3日[金])を放送中。78話では、一時行方不明になった亮を心配した百音と未知(蒔田彩珠)、明日美(恒松祐里)、悠人(高田彪我※「高」ははしご高)、三生(前田航基)の地元メンバーが「汐見湯」に集結。震災から5年、それぞれ震災をめぐる思いを初めて口にした。
そして79話では、コインランドリーで百音と亮が2人きりになる瞬間が訪れた。予告映像でも話題を呼んだ場面だ。
「行こ」とみんなの方へ亮を促す百音。だが亮は、その腕をつかみ「ごめんな。俺、きのう何かモネに変なこと言った」と切り出した。電話で口にした「俺やっぱ、モネしか言える相手いない」のことだ。そして、「別に、変なことじゃないよ。話したいなら、聞くし」と答えた百音に「違う、そういう意味じゃない」「わかってんでしょ…」と、すがるような目で畳みかけた。
亮のつらさがわかる百音。しかしその感情に流されるのは誠実ではない。敢えて今まで通りを貫いた。「これは違う。私はりょーちんのこと、かわいそうとか絶対に思いたくない」「これで、救われる?」。亮は百音の腕をそっと離し、「ごめん。俺、そもそも誰かを好きとか、そういうの、もういいんだった」と弱々しい笑顔を見せた。