吉高由里子主演の金曜ドラマ「最愛」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に、新たに薬師丸ひろ子、及川光博、光石研、田中みな実が出演することが決定した。梨央(吉高)の母で「真田ホールディングス」代表取締役社長の真田梓を薬師丸、梨央が社長を務める「真田ウェルネス」の専務・後藤信介を及川、梨央の父・朝宮達雄を光石、殺人事件を追うフリーのノンフィクションライター・橘しおりを田中が演じる。
本作は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家の梨央と、彼女を追う刑事であり初恋の相手でもある大輝(松下洸平)、梨央を支える弁護士の加瀬(井浦新)の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。
薬師丸が演じる梓は梨央の母であり、「真田ホールディングス」の社長。夫の達雄とは梨央が3歳のときに離婚し、不動産やホテル事業を次々と成功させ「真田ホールディングス」を成長させてきた。明るい性格で周囲を引きつける力があるが、事業拡大のためには手段を選ばない一面もあるという役どころだ。
及川が演じるのは、梨央の祖父の代から「真田ホールディングス」に仕えてきた古参社員の後藤。努力家で専務にまでなった後藤は、梨央の祖父からは子会社である「真田ウェルネス」の後継者の座を約束されていたが、その座を梨央に奪われてしまう。莫大な投資がいる製薬事業に力を入れる梨央に対し、後藤は堅実な保守派で、梨央とは対立関係にある。
梨央の父・達雄を演じるのは光石だ。梓との離婚後、梨央を連れて地元の岐阜に戻り再婚した。大学の陸上部男子寮の寮夫をしながら梨央を育ててきた人物で、誰に対しても分け隔てなく接し、優しさと厳しさを併せ持っているため、周囲からの信頼も厚い。
田中はフリーランスのノンフィクションライターという役どころ。演じるしおりは、曲がったことが大嫌いで負けず嫌い。大手出版社の記者だったが、忖度(そんたく)なしの記事を書きたくてフリーになった。そんな彼女が真田グループの闇を追う中で、梨央や梓に付きまとい、封印されていた梨央の過去も探っていく。
