断片的な言葉で浮かび上がる2人の現在地
秋も深まる頃に告げた「あなたの痛みは、僕にはわかりません。でも、わかりたいと思っています」。その年のクリスマスに親密そうに発した「どうしますか?…見せつけますか」。そして春の始まりにささやいた「今度から、中、入ってくれていいから」「ちょっとでも顔見ると、やっぱりいいなって思う」。
この間、ドラマではっきりと描かれた2人きりの時間はそう多くない。しかし断片的に語られる言葉からだけでも、菅波から百音への抑えきれない思いがひしひしと伝わってくる。そして百音の安心しきった表情がまた、すっかり菅波を受け入れていることを示している。
これまでの“菅波砲”同様、82話で飛び出したパワーワードに視聴者からも興奮の声が続々。“中、入ってくれていいから”には「時々来るタメ口がたまらない…」「モネちゃん、もう菅波先生の部屋行ったことあるのね」「はっきり描かれないからこそ、ふだんの2人の様子を想像してしまう」「ほとんどプロポーズに聞こえた」といった声。
“ちょっとでも顏見ると、やっぱりいいなって思う”という言葉には、百音を愛しく思う菅波のまなざしが重なる。視聴者からも「菅波先生、モネのことめっちゃ好きじゃん!!」「菅波先生、そんなに自分の気持ちちゃんと言える人だった!?」「菅波先生の言葉にドキドキさせられる日が来るなんて」といった声が上がるなどにぎわった。
9月8日(水)は第83話を放送する。菅波となかなか会えず、モヤモヤした日々を過ごす百音。自信を失った莉子のことも気になっている。そんな中、朝岡(西島秀俊)が「あさキラッ」視聴率低迷を打破するため、高村(高岡早紀)にある提案を持ちかける。