Huluオリジナル「死神さん」配信記念イベントが9月7日、都内にて開催され、主演の田中圭、前田敦子、竹中直人、堤幸彦監督が登壇した。
大倉崇裕の小説「死神さん」(幻冬舎文庫)を主演・田中×メイン監督・堤のタッグでドラマ化する本作は、“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事・儀藤堅忍が、事件ごとに相棒を替えながら冤罪事件を再捜査し、徹底的かつ真摯(しんし)に真実を明らかにしていく姿を描く痛快ミステリードラマ。
田中は、今回、自身のイメージを180度覆して“かつて類を見ない破天荒ダークヒーロー”を演じている「儀藤の変なキャラクターが見どころ」と手応えを感じている様子。
劇中では、目深にかぶる帽子と鼻のほくろ、前かがみでぼそぼそ話すスタイルがトレードマークだが、「原作を読んで、自分が儀藤をどう作ればいいのか、どうしようと思っていて」と悩んでいたといい、「衣装合わせで、監督から考えるポーズや、ホクロやかつらなどの見た目のイメージをもらって、その見た目から中身を作っていきました。正直、最初は『ホクロ、つけます?』って思っていたのですが、作品を見たらいい感じで、目立ってました」とニッコリ。
また、「(5話で相棒役を務める)竹中さんや2話で蓮佛美沙子ちゃんがゲストに来てくださるんですけど、『久しぶり!』みたいな会話で入りたかったんですけど、会った時に2人とも最初僕に気付かないっていう。みんな、儀藤の恰好を知らないから、『あっ、圭さんだったんですか!?』みたいな感じでしたね。大成功でしたね」と驚きのエピソードを披露した。