4月4日(火)から、BSジャパンで石黒賢主演の山本周五郎時代劇「武士の魂」(毎月前半火曜夜8:00-8:54)がスタートする。
本作は、武士とその家族の人生と絆を描く1話完結の時代劇。第1話「大将首」の主人公で、剣術の達人だが士官の口が見つからず苦悩する、浪人・六兵衛役の石黒賢に本作について聞いた。
出演について「(時代劇で)町人や岡っ引きなどは演じてきましたが、侍をやるのは久しぶりです」と明かす。
苦悩する武士を演じるに当たって「『武士は食わねど高ようじ』という言葉がありますが、武士は基本的には清貧であって、制約が多い方が中身が充実してくるような気がします。なかなかやりたいことが貫き通せない中、あがいている男のさまが演じられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
今回は栃木・日光江戸村での撮影となるが「街並みのオープンセットがよくできているなと思いながら撮影しました」と振り返り、また撮影初日の降雪を思い出し「時代劇はやっぱり雪が合うなぁと思いました」としみじみと語った。
最後に「結局自分の一番大切なことは、自分に近しい人間がいるということで、それは現代にも通じる事だと思います。自分に一番近しい人を見直せるきっかけになればいいなと思います」と本作をアピールした。
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