「ハシヤスメ・アツコです。『なんでこの人、こんなに歌ってるんだろう?』って思ってますよね」と歌の合間に自虐的な言葉を挟みつつ、「そろそろ皆さん、振りも全部覚えてきましたよね。一つになろうぜ!」と一体感を作り上げた。煽りまで全て一人でやり切ったハシヤスメは「きっと皆さん、この景色が夢に出てきます。また夢で会いましょう!」と満足げな表情を浮かべた。
そして、チッチが「飽きてる場合じゃないですよ。今日は今日しかないんで、目いっぱいBiSHを堪能していってください!」と言って、間髪をいれず4回目の「BiSH -星が瞬く夜に-」が始まった。曲中でモモコが「これ、あと何回続くんですかね? みんな、予想してください」と言っていたが、メンバーもファンも思い切り楽しんでいるのが伝わってくる。
チッチが「まだまだ行けますか? 一緒に遊ぼうぜ!」と呼び掛けて5回目へ。今回は、モモコがメインとなって引っ張っていく。「1曲、頑張ります! モモコグミカンパニー頑張ってるよって人、手を上げて!」と呼び掛けながら、気合を入れて歌い続けていく。ちょっと疲れが見えたら、アイナがしっかりとフォローするところにも、コンビネーションの良さがうかがえた。
そして、チッチが「BiSHラスト、みんなと一緒になって今日をかみ締めていきたいです。よろしく!」と言って、ラストとなる6回目の「BiSH -星が瞬く夜に-」へ。曲中でハシヤスメが「TIF2021、ありがとう! 次会うときは、声聞かせてね!」と感謝の気持ちを伝え、歌い終わった後は全員で「以上、私たちBiSHでした! ありがとうございました!」と観客に手を振り、怒涛の30分間が終了した。
“TIF名物”、あるいは“TIF恒例”の「BiSH -星が瞬く夜に-」連発。そんなふうにファンの期待にしっかりと応えるところもBiSHの魅力と言えるだろう。
下に続きます
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