お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが10月12日、都内にて開催された映画「ビルド・ア・ガール」(10月22日[金]公開)公開直前イベントに出席。自身の思う“緊張しない秘訣”を明かした。
本作は、ビーニー・フェルドスタイン主演の青春エンパワーメントムービー。文才と想像力を武器に大人社会に飛び込んだ高校生・ジョアンナが、失敗や挑戦を繰り返しながら、がむしゃらに成長していく青春ストーリーとなっている。
イベントでは、作品の展開にちなみ、ゆりやんが“自分らしさ”についてトーク。「それが最近まで分からなくて、自分ってなんなんだって。どれが本当の自分なのって思ったりしていた」と明かした。
続けて「怒っているときもあるし、こうやって楽しくしているときもあるし、おとなしいときもあるし、自分はどれなんだって思っていたんですけど、最近は『全部自分なんだ』と思いました」と告白。「別にオン・オフがあるわけではなくて、ただ機嫌悪いか良いかみたいな。それだけなんやって思ったら結構楽になりましたね」と語ると、MCは「深い話だと思います」と感心。ゆりやんはすかさず「浅いです」と切り替えして笑わせていた。
また、「『緊張する』とか『これってやっていいんかな』って思うことがあっても『知るか』って思うというか。こんな広い宇宙でちっこい星で、一個の国の一人のこんな人間が足踏みしていても誰もなんも思わんやろって思うんで。そう思ったらなんでもポジティブに。失敗しても『知るか』って思う感じですかね」と心の持ちようをアドバイス。
「私が緊張したとこで、イルカとかシャチとかからしたらどうでもいいことやって思ったら、緊張している意味ないなって思います」と緊張しない秘訣を打ち明けていた。
◆取材・文=山田健史
10月22日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
配給:ポニーキャニオン、フラッグ
(C)Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019
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