同作品は、代々泥棒一家“Lの一族“の娘・三雲華(深田)と代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸)の禁断の恋を描いたドラマシリーズ「ルパンの娘」(2019年、2020年、フジテレビ系)の劇場版。
ついに泥棒引退を決意した華の父親・尊(渡部)は、やっと普通の生活に戻れると喜ぶ華に新婚旅行をプレゼントする。華は和馬と娘・杏(小畑乃々)の3人でディーベンブルク王国を訪れるが、それは“Lの一族“と“三雲華“にとって史上最大の危機の始まりとなる、というストーリー。
舞台あいさつでは、深田が「本日は記念すべき初日にお越し下さり、皆さま、ありがとうございます。やっと皆さまに(作品を)お届けできるので、私も今日を心待ちにしておりました」と心境を告白。
さらに、ドラマシリーズから演じ続けてきた役について「やっぱりすごくこの華という役に愛着がありますし、私にとって宝物のような作品になりました。自分の手から離れて皆さんにお届けするのがちょっと寂しい気もするのですが、いつでも呼ばれたら仮面を着けて、みんなでまたやりましょう」と笑顔で語った。
一方、劇場版から参加となった観月は「スタッフもキャストの皆さんも、チームワークがすごく出来上がっていて、周りの世界観をスタッフ、キャストの皆さんが作り上げてくださって、すごく居心地のいい現場でした」と撮影を振り返り、「渡部さんとお芝居について相談しながらいろいろ教えていただいて、『何か困ったり迷ったりしたら、渡部さんに聞く』といった感じでやらせていただきました(笑)。本当に心強かったです」と撮影秘話を披露した。
そんな中、Twitterで募集した質問に答えるコーナーを実施。「自分が演じた役以外で演じてみたい役は?」という質問に、深田は「観月さんが演じた三雲玲をやってみたいです。とにかく豪快な役で、美しく恐ろしい…。観月さんが演じている姿が本当にすてきで!」と、うっとりしていた。