本編のツアーでは皆さんの止まっていた夢を再稼働させたい(砂田)
――2021年3月から9月まではアルバムと同じタイトルを冠した「BALLISTIK BOYZ PROLOGUE LIVE TOUR 2021“PASS THE MIC”」というプロローグツアーを行っていて、10月からはその本章と位置付けたツアーを開催していますよね。
海沼:(コロナ禍で)いろんな規制があった中でもプロローグツアーを開催することができて、本章のツアーも続けてできるのは、応援してくださる皆さんがさまざまなルールを守ってくれたからなんだなっていうことを改めて感じていますし、感謝しています。
砂田:昨年単独ツアーが中止になったり、思うような活動がなかなかできなかった僕らの止まっていた時間や夢が、プロローグツアーで再稼働できたので、本編のツアーでは皆さんの止まっていた夢を再稼働させたいです。
奥田:自分たちだけでプロローグツアーは完走できなかったし、ファンの方が僕たちの支えになってくれたので、本編のツアーでは僕たちが皆さんに思いやパワーを返してあげたい。一人でも多くの方に笑顔になってほしいです。
松井:プロローグツアーで、改めて僕たちの立つ場所や居場所は“ここ”なんだなっていうことがより明確になったので、本編ツアーはファンの皆さんへの感謝の気持ちを込めてパフォーマンスしたいです。プロローグを観てくださった方にも、本編ライブの最初から最後まで目が離せないパフォーマンスにしたかったので、自分たちからもアイデアをたくさん出しました。同じ曲でもビートを付けてみたり、見せ方を変化させたりしているので、新しい形の本編ツアーになってます。
深堀:自分たちは何を求められているのかをしっかり考えて作ってきたので、プロローグからの進化を楽しんでいただけると思います。アルバム『PASS THE MIC』とともに、ツアーでも次に進むための自分たちの覚悟や意思を全力で見せたいです。
加納:ライブは皆さんと直接会えて、同じ空間や時間を共有できる場所なので、これからも大切にしたいです。ファンの皆さんがいてくれるから自分たちは進んでいけるんだということを、本編のツアーでも思いっ切り感じたいです。
日高:BALLISTIK BOYZの未来や夢の実現を期待していただけるように、本編のライブでは第二章に向けて、日本のみならず海外に向けても活動していきたいと思っているんだということを、第一章の完結であるアルバム『PASS THE MIC』とともに、本編ツアーのライブでも感じてほしいです!
※日高竜太の「高」は「はしごだか」
取材・文=松浦靖恵
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