メンバーの誰かを連想するワードがちりばめられている歌詞(日高)
――リード曲「All Around The World」のおすすめポイントやレコーディング中のエピソードを教えてください。
松井:歌詞にある“It’s going down~”の部分が、「テンハネ -1000%-」のサビ前で流星が言っていた“going down”と掛かっているところがいいなって思ったし、グッときちゃいました。
日高:第一章を締めくくるアルバムのリード曲とフレーズが繋がっているのがいいよね。
砂田:きっとファンの方の中にも、そのリンクに気付いてくれた人がいて、グッときてるんじゃないかな。
松井:あの頃と変わらない気持ちが今も自分たちの中にあるっていう意思表示でもあるリンクなんですよね。
日高:僕らの楽曲の中でもハイレンジでキーが高めの曲なので、自分のものにするまでそれぞれ苦戦した部分もあるかもしれないけれど、そこを乗り越えることで、ここでまた一つ成長できた曲だと思います。
深堀:“きっと世界は僕らの掌の中”っていうフレーズが、自分たちらしくていいなって思いました。
日高:個人的には、メロでRAPして、Dメロで雰囲気が変わるメロディーラインが好きです。
海沼:展開がかっこいいよね。
日高:大サビ感を出したいからフェイクのタイミングを自分から提案したり、こうやってもいいですか?ってアイデアを出したり。さっき力也も言ってましたけど、自分たちからアイデアを提案できるようになったのも、2年半活動してきた中で大きく成長したところだと思いました。
深堀:この曲のMVはソロシーンが多いところがおすすめポイントです!
加納:ガソリンスタンド、体育館、ビルの屋上、プールなど、メンバーがそれぞれ違う場所で撮影していて。
奥田:夜のシーンも多めなので、これまでのMVとは違う雰囲気になってます。
――新録の「Day Dreaming」「In My Eyes」のお話も聞かせてください。
深堀:僕、新曲の中では「Day Dreaming」が一番好きなんです。自分たちらしい歌詞だし、チルな雰囲気なので、いろんなシチュエーションに合う曲だなって。
奥田:心地良い曲なので、好きになれる要素がたくさんあると思います。
海沼:まだ自分たちのことをよく知らない方にもBALLISTIK BOYZを好きになってもらえる入口になれる曲なんじゃないかなって。
日高:あと、ポイントは(歌詞の)“バーガーとソーダ”ですね!
――バーガーとソーダがポイント?
深堀:僕、バーガーが大好きなんです。この曲以外にも「Bang Out」の歌詞に“バーガーにトッピングBacon & Cheese”って入ってます!
砂田:バーガーワードが入ってると、未来の曲になるよね(笑)。
松井:そうやって歌詞に遊びがあるのが楽しい。
日高:ゲームワードだったら、ゲーム好きの流星をイメージできたり、“久々に Talk”は嘉将のこと!?って感じだし。他にも“新譜チェック”とか“急な沈黙”とか、メンバーの誰かを思い浮かべちゃうワードがちりばめられている歌詞です。
――「In My Eyes」のおすすめポイントは?
海沼:新録の中で、一番好きな曲ですね。これまでも「Strangers」や「Crazy for your love」でボーカルの4人(日高、加納、深堀、砂田)が歌っている曲はあるんですけど、この曲はTHEカッコいい! ボーカルがスッと入ってくるので、時間があるとすぐに聴きたくなっちゃいます。
加納:「Crazy for your love」でもR&B寄りのバラードを歌っていたけれど、より深い感じのR&B曲調ですし、いい意味で肩の力を抜いて歌うことができたので、成長を感じてもらえる曲だと思います。
砂田:4人のコーラスもおすすめポイントです。
奥田:今後、ライブでどんどん育っていく曲だと思うので、ファンの皆さんにどんな反応をしてもらえるのか楽しみです。
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