城島茂「TOKIOにしかできない開拓の道を」『株式会社TOKIO』奮闘の9カ月を特集<RIDE ON TIME>
2021年3月、会社始動にあたり彼らがまず行なったのは、木製の名刺を制作すること。福島県の山中で素材となる杉の木を伐採。加工も自らの手で行い、厚さ1センチほどの名刺を作り上げた。そこに刻まれた会社のロゴも国分がデザインし、「自分たちの手を動かしてるっていうことで、自信になっている部分もあると思うんですよね。僕ららしさ、オリジナリティーみたいなのが、評価されていくのかなって」と語る。
松岡は「自分で作ったものであれば文句の言いようもあるんですけど、そこを人に任すと文句を言えないじゃないですか。そこに責任というのがかかってくると思うので。それは自分たちに課した方がいいだろう」と強い覚悟を明かした。
そして4月1日、彼らはバンド名だった「TOKIO」を会社名に掲げ活動するという、全く新しい道を進み始めた。社長の城島は「50歳で株式会社っていう新たなアプローチができることに対してのワクワク感っていうか。確かに会社って作ったことないなって。TOKIOにしかできない開拓の道を、新たな道を作るべきだ」と意気込みを語る。自ら汗をかき、大きな挑戦に奮闘する三人の様子を追う。
ジェイ・ストーム
発売日: 2015/07/04