太田勇プロデューサーは、「この企画は、町田さんがどれくらい本気でやってくれるかにかかっていると思っていました。でも、とにかく多忙な方なので、どこまでスケジュールを割いてもらえるか…不安でした」と吐露。「ぶっちゃけると、この手のいわゆる『芸能人が審査員として参加する企画』は、見えるところだけ芸能人がやって、実質ほとんど何もやらない、というパターンも多いからです。ただ、その不安は杞憂に終わりました。町田さんはめちゃ本気でした。事務所も本気でバックアップしてくれました」と明かした。
「最初に、80組の漫画家さんを6組に絞るときのこと。町田さんはエントリー資料を読むだけにとどまらず、応募者の中にすでにプロデビューしている漫画家さんがいたら、彼らの過去作品まで自分で買って読んでから、打ち合わせに来られました。本気が、僕らの想定を軽く超えてきました」と振り返る。また、ドラマ化するための脚本打ちにも参加した町田について、「脚本を膨らませるアイデアも積極的に出してくれて、『おもしろくないかもしれないですけど』と前置きして話す町田さんのアイデアはどれもおもしろかったです」と語った。
石崎大介プロデューサーも「企画が立ち上がり約1年、長きに渡り多くの人に支えられ、ようやくここまで辿り着きました。町田さんには驚くほど多くの時間と労力をこの企画に投じて頂き感激しています」と話す。「惜しくもドラマ化に届かなかった作品も、放送に合わせ『めちゃコミック』にて配信いたしますので、この作品が選ばれていたら?と、町田さんが演じられる姿を想像し楽しんでいただけたらうれしく思います」とコメントした。
なお、テレビ東京の公式ドラマチャンネルでは、町田とオーディションで最終審査まで残った候補者たちの映像が公開中だ。