「ずっと山田に頼りきり」だった
話題はデビュー15周年の話に。デビュー当時の映像が流れると「みんな若い!」(薮宏太)、「もっと見たい!」(伊野尾慧)などと盛り上がりを見せる。デビューして38日後には東京ドームで単独ライブを開催し、すさまじい人気を誇っていたものの、当時はあまりピンときていなかったらしく「どれほどすごいことなのかが分かっていなかった」(山田)、「とにかくガムシャラでした」(有岡大貴)。
さらに知念侑李が「八乙女がとにかく恐かった」と打ち明けると、当の八乙女は「舐められたくないという気持ちが強くて、当時が一番尖っていました」と笑顔で振り返る。そんな八乙女に対し薮が「当時はまだ、天然&おバカキャラはバレていなかったから」と補足。八乙女は、「当時は『僕と薮がグループを引っ張っていってくれ』と事務所の人に言われていたので、すごく必死だったのだと思います」と尖っていた理由も明かす。
そして、2013年の山田のソロデビューについての話になると、山田は「ソロデビューが決まるタイミングで、グループでの舞台公演も決まったんです。これからグループで頑張っていこうという時に、自分だけデビューするのはおかしいと事務所の人に訴えました。この時、初めて事務所とぶつかりました。ただメンバーからは、『山田が一人で頑張ることは、グループにとってもいいことだから』って言ってもらい、だったらやってみようと思いました」と当時の心境を明かす。山田は、「ライブの作り方など、自分からアイデアを発信することでHey! Say! JUMPらしさが作れると気づきました」と、ソロデビューをしてから考え方が変わったことも語った。
山田のソロデビューは、他のメンバーにも良い影響があったそうで、知念は「それまでの山田は尋常じゃないほど忙しかったので、体調が本当に心配でした。でもソロデビューを経て、山田が大変な時は、より積極的にみんなでカバーをするようになりました」と語る。中島裕翔も「ずっと山田に頼りきりで、自分たちは非力でした。それまで一人でグループを引っ張ってくれてきた姿を見て、さらにソロデビューを果たすということで、僕らもより一層頑張らなきゃって思いました」と思いを明かす。そんな中、伊野尾は「当時僕は大学に通っていたので、ドラマ『オレンジデイズ』みたいなキャンパスライフを謳歌していました」と、しっかりオチをつける。