板垣李光人コメント
――「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
まず、自分としてまた新たな挑戦になる作品だなと思いました。そして、大九監督が描く女性と関わることが出来るわけですが、作品を作っていく中で、自分がどう存在しどういった反応が起きるのか。そういった点ではとてもワクワクしています。もちろん不安もありますが、全力で楽しもうと思います。
――原作を読んだ感想をお聞かせください。
家庭を持つ女性が別の男性に惹かれる。「不倫」というものが強いインパクトとして残りがちですが、その裏には人間が抱える光や闇、傷、欲、愛を孕んだサスペンスのような深い世界が広がっていると感じました。
――ご自身の役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
彼が抱えるものや、そこに存在する理由、周りの人間との化学反応を大切に、そして繊細に演じていきたいと思っています。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
心に光が当たった時、抱える闇の部分がいっそう濃くなる人間の性とどう向き合っていくか。そしてその中に見出す自分の本当の幸せとは何か。さまざまな葛藤や苦悩と向き合っていく登場人物の姿に、状況は違えどきっと共鳴していただけるはずです。彼らがどういった道を選択していくのか、ぜひ楽しみにしていてください。
宮崎吐夢コメント
――「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
まず最初にマネージャーから「大九明子監督が演出を手掛けるドラマが入るかもしれない」と聞きました。映画『私をくいとめて』と『勝手にふるえてろ』がすごく好きな作品だったということもあり、ぜひご一緒したいと思いました。前から決まっていた舞台の稽古・本番の期間と撮影が被っているので難しいかもしれないとも言われましたが、調整していただき参加できることになって本当にうれしかったです。
――原作を読んだ感想をお聞かせください。
40歳を過ぎてもう一度、自分の人生を生き直そうとする主人公の忍に強く共感しました。彼女を無自覚に傷つけ続けるモラハラ夫の洋平には、言うことなすこといちいちイラっとさせられました。
――ご自身の役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
僕の演じる洋平という旦那さんも最初から嫌味な人である訳はなく、一緒になった頃の忍にとってはそこそこ魅力的で優しい人だったのだと思います。忍が洋平に惹かれた理由が「ビリー・ジョエルの『ハートにファイヤー』をカラオケでカッコよく歌ったから」と言うシーンがあるのですが、『ハートにファイヤー』という曲はアメリカ近現代の歴史用語をラップのように歌う日本人にはめちゃくちゃ難しい楽曲で、これを人前で歌いこなすには相当の練習が必要だったはずです。単なる「悪役」「敵役」では
なく、そういう真面目でひたむきな愛らしい一面もある(あった)ことを頭の片隅に想像しながら演じてみたいと思います。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
現時点では前半の台本しかいただいてないので、この先どうなるのか、後半の展開が僕自身もとても楽しみです。皆さまも一緒に楽しんでくれることを願うばかりです。
池内博之コメント
――「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
どんどん作品のストーリーにのめり込み今後の展開が非常に気になりました。
――原作を読んだ感想をお聞かせください。
仕事と家庭の両立だったりタブーとされる不倫だったりがテーマになってきますが、同世代の方々から共感できるようなどこか切なくて、力のある作品を作れたらと思います。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
僕が演じる岡野は忍が久々に出会う元彼です。彼女が改めて漫画と向き合うきっかけを作る大事な役でもあります。そしてそこから、彼女に思いを寄せていくわけで、まさに不倫相手。皆さんがドキドキするようなシーンをたくさん作っていければと思います。女性目線で色々と響く所もあるかと思います。今までにない、純愛不倫ドラマができるよう、がんばっていきたいと思います。