舞台と映像のアクションは「比べものにならないくらい別物」
――役柄についてもうかがいます。御沙神駆は演じやすいキャラクターでしたか?
早乙女:そうですね。アクションもそうですが、駆は全部に対して“受ける”キャラクターなので、“受けられる人であろう”ということを一番に考えていました。
――衣装などでもアイデアを出されたとか。
早乙女:一歩間違えるとすごく安っぽくなってしまう可能性もある作品なので、ビジュアル面や衣装についても綿密に話をしました。だから、本当に「予算は大丈夫か?」と気になってしまって(笑)。そんな心配をしながら、現場では知らないふりをしていましたけど(笑)。
――本作の見どころといえばやはり本格的なアクションです。舞台と映像で、アクションの見せ方は違いますか?
早乙女:全然違いましたね。比べものにならないくらい別物でした。舞台では自分と相手とでアクションを成り立たせるんですけど、映像はそこにカメラが入ってくるので。カメラにも一緒にアクションしてもらわないといけなくて、その違いは大きかったです。勉強になりました。
――制約が増える分、難しくなるのでしょうか? やりやすくなるのでしょうか?
早乙女:舞台は多くやらせてもらっている分、見せ方の引き出しはあるんですけど、映像になると画角がありますからね。「僕だけがどうの」というより、画角のことも考えて息を合わせなきゃいけない人が増えるんです。もちろん制限も増えますが、それを超えられたら無限に広がっていくんだなというのは感じました。
テレビ朝日:2022年1月15日スタート 毎週土曜深夜2:30-
ABCテレビ:2022年1月16日スタート 毎週日曜夜11:25-
※ABCテレビでの放送後、TVer・GYAO!で見逃し配信を実施
出演=早乙女太一、遠藤雄弥、中村ゆりか、深川麻衣、手塚とおる、橋本じゅんほか
脚本=中島かずき(劇団☆新感線)
監督=藤井道人、曽根隼人、小山巧、桑島憲司
チーフプロデューサー=山崎宏太
プロデューサー=南雄大、山田久人