神尾楓珠が“17歳の総理”、星野源が“次世代総理候補”に! 『けいおん!』吉田玲子脚本のドラマ「17才の帝国」出演者が解禁【コメントあり】
謎多き17才の総理大臣 真木亜蘭(まき・あらん)役 神尾楓珠
AIによって選ばれた「17才の総理」。寡黙で沈着冷静。何事にも動じないクールさと共に、自分の利益ばかりを主張する大人達にはきぜんと立ち向かう熱さを持ち合わせる謎の高校生。
神尾楓珠 コメント
僕が演じる真木亜蘭はミステリアスで、一見高校生離れしてるように見えるのですが、たまに高校生らしい部分もあって、掴みどころがない役柄なので、役を掴むまでは苦労しました。正直未だに掴み切れていません。主演ということで、プレッシャーも感じていますが、原作のないオリジナル脚本なので、視野を広く持って、楽しんで演じたいと思います。あと個人的に、僕の好きな「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の脚本家である吉田玲子さんの脚本なのがうれしいです。良い化学反応を起こせるように真木らしくまっすぐ向き合いたいと思います。
真木への恋心が物語の鍵に 茶川サチ(さがわ・さち)役 山田杏奈
真木に憧れ、実験都市「UA(ウーア)」の総理補佐官として真木を支える高校生。父母世代の働き方の行き詰まり、高齢者介護の長期化、不登校、いじめなど、サチの家族が直面するさまざまな問題を通して、現代社会が抱える慢性的な課題が描かれる。そして、補佐官として仕事をする中で、加速していく真木への恋心が、物語をやがて大きく動かしていく。
山田杏奈 コメント
若者がAIを駆使して政治を行う都市をつくる、という題材にいったいどんな世界観になるのだろうと思い ました。私が演じる茶川サチは自分の決めたこと、やりたいことにひたすらまっすぐ向き合う女の子です。彼女の 心の機微と向き合いながら楽しく演じさせていただいてます。少し先の未来という設定でのセット、ロケーションでの撮影なので今とはまた少しちがう世界になったような不思議な感覚も味わいながら、日々撮影しています。 皆さんのもとに届く日が楽しみです。
実験都市のキーマンかつ次世代の総理候補 平清志(たいら・きよし)役 星野源
「UA(ウーア)」構想の立ち上げから関わってきたプロジェクト・マネジャー。AIが高校生を選んだことに最初は違和感を覚えながらも、ときには兄のように真木の成長を見守るようになる。次世代の総理候補として、現総理から強い期待をかけられている。
星野源 コメント
オリジナル作品かつ、まだ制作途中ということもあり、このストーリーがどうなっていくのか、最後にどんな着地をするのかまったく予想できません。この「17才の帝国」は希望の物語になるのか、絶望の物語になるのか。それが楽しみでもあり、恐ろしくもあります。
あらすじ
舞台は202X年。日本は深い閉塞感に包まれ、世界からは斜陽国の烙印を押されている。出口のない状況を打破するため、総理・鷲田はあるプロジェクトを立ち上げた。「Utopi-AI」、通称UA(ウーア)構想。全国からリーダーをAIで選抜し、退廃した都市の統治を担わせる実験プロジェクトである。若者が政治を担えない理由は、「経験」の少なさだと言われてきた。AIは、一人の人間が到底「経験」し得ない、膨大な量のデータを持っている。つまり、AIによっていくらでも「経験」は補えるのだ。
それを証明するかのごとく、AIが首相に選んだのは、若く未熟ながらも理想の社会を求める、17才の少年・真木亜蘭(まきあらん)。ほかのメンバーも全員20才前後の若者だった。真木は、仲間とともにAIを駆使し改革を進め、衰退しかけていた地方都市を、実験都市ウーアとして生まれ変わらせていく。