連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月19日放送の第55回では、関西一のトランぺッターを決めるコンテストの決着と、その後が描かれた。るい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)、そしてるいの親代わりである平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)の“竹村夫妻”のやり取りに感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をヒロインに、3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く。現在は、るいがヒロインを務める“るい編”の第12週「1963-1964」を放送中。第55回では、関西一のトランぺッターを決めるコンテストでジョー(オダギリジョー)の優勝が決まり、ジョーはその日のうちにるいに「結婚しよう」とプロポーズした。
そして優勝の興奮さめやらぬ翌日。竹村クリーニング店にやってきたジョーは、平助と和子にズバリ「サッチモちゃんを僕にください」「おじさんとおばさんのお許しがもらえたら、2人で東京で暮らすつもりです」と申し出た。
これには平助も和子もビックリで、ジョーにプロポーズされたことを2人に話せていなかったるいは大慌て。
だが竹村夫妻はすでに、るいに対して親から子へ注ぐような深い愛情を抱いていた。和子が「るいちゃんみたいなええ子がいっとき、手伝ってくれたなぁ…いつか隠居した時、縁側で2人でそないな話ができたら、うちらはそんで幸せや」と微笑めば、平助も頷いてジョーに向き直り、「大月くん。娘を…よろしゅう頼みます」と深く頭を下げた。