上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月17日から放送された第12週「1963-1964」では、まるで天国から地獄に突き落とされるように急転直下の展開を見せたるい(深津)とジョー(オダギリジョー)の関係に注目が集まった。(以下、第12週までのネタバレがあります)
「お前とは、終わりや」
関西一のトランぺッターを決めるコンテストがジャズ喫茶「Night and Day」で開催された。るいが選んだ衣装を着て出場したジョーは、トミー(早乙女太一)との一騎打ちを制してみごと優勝!ジョーはるいを抱きしめ「結婚しよう」とプロポーズした。
レコード制作やコンサートの準備をしなければならないジョーは、一足先に上京することに。その前に竹村クリーニング店を訪れ、平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)に「サッチモちゃんを僕にください」「おじさんとおばさんのお許しがもらえたら、2人で東京で暮らすつもりです」ときちんとあいさつ。平助もジョーに向き直り、「大月くん。娘を、よろしゅう頼みます」と深々と頭を下げた。
東京で、トランぺッター・大月錠一郎としての生活をスタートさせたジョー。初めこそ順調だったが、ほどなくして問題が勃発。日常生活は普通に送れるのに、トランペットを吹くときだけ思うように体が動かない“奇病”に悩まされるようになる。
レコード制作もストップし、コンサートのスケジュールも延期に。そんな事態が半年続き、ついにジョーは事務所社長・笹川(佐川満男)に匙を投げられてしまった。
失意のうちに、誰にも告げずこっそり大阪に戻ったジョー。るいと偶然顔を合わせてしまうが本当のことを打ち明けられず、「奈々(佐々木希)のことが好きになった。そやから…お前とは、終わりや」と、ジョーらしからぬ言葉でるいを拒絶したのだった。