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神木隆之介、2023年度前期“朝ドラ”主演で“日本の植物学の父”に 「人生でこんなにうれしい事が起きるのかと」<らんまん>

2022/02/02 11:43

神木隆之介
神木隆之介 ※提供写真

物語


江戸時代末期の1861年(文久2)3月、全国で尊王攘夷の機運が高まるなか、坂本龍馬が土佐藩を脱藩――そのわずか1カ月後、同じ土佐の地で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。のちの天才植物学者・槙野万太郎(まきの・まんたろう)である。

万太郎は、明るい性質だが、虚弱な子ども。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。大人たちは不思議な子どもだと思っているが、母親の房子は、そんな万太郎に穏やかな愛情を注いでいた。しかし、万太郎が6歳の時、房子が病気で死去。父親も早くに亡くしていた万太郎は、祖母タキの手で育てられることになる。
タキは、名家の跡取りとして立派な男子に育てようと、万太郎を藩校に入れる。最初は学校生活になじめなかった万太郎だが、植物の名前と挿絵の載った本を見つけ、「その本が読みたい」という思いから、熱心に勉強するようになる。

その後、万太郎は学業の面でメキメキと頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していく。やがて明治新政府のもと新たな学校制度が始まり、万太郎も小学校に通い始めるが、その教育レベルの低さに物足りなさを感じて自主退学。その後は家業の手伝いもそこそこに、大好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになる。

東京上野で開催される「内国勧業博覧会」をきっかけに万太郎は初めて上京。その旅の中で憧れの博物学者たちと出会い、日本各地の貴重な植物や海外から来た珍しい植物を目の当たりにする。「いつか必ず日本の植物のすべてを明らかにしたい!」―万太郎の植物学への情熱に火が付いた。万太郎は、東京帝国大学植物学教室の門をたたき、助手として働くことになる。水を得た魚のように研究に没頭し、新種を次々と発見、学名をつけていく万太郎。しかし、その活躍に嫉妬する教授陣から嫌がらせを受けたり、学歴がないことを理由に十分な給金をもらえないなど、理不尽な目にも多く合う。それでも、愛する植物のため、「日本独自の植物図鑑を編纂する」という夢のため、万太郎は情熱を失うことなく一途に突き進んでいく。

制作統括・松川博敬 コメント


タイトルの「らんまん」は春らんまんの「らんまん」、そして天真らんまんの「らんまん」です。花がらんまんと咲き誇って植物の生命力が旺盛な様子を表すとともに、主人公の万太郎くんが笑顔で明るく天真らんまんに突き進んでいくさまをイメージしました。明るい春のスタートにふさわしいタイトルだと思いませんか?

主演は神木隆之介さん。見てると何だかワクワク楽しい気持ちになる俳優さんです。そしてモデルは天才植物学者の牧野富太郎さん。大好きな植物のため、どんな困難にもめげず一途に突き進んでいく、ぶっ飛んだ傑物です。何だか明るい“朝ドラ”になりそうな予感がしませんか? 毎日、朝が来るのが楽しみになるようなドラマ「らんまん」を誠心誠意お届けしたいと思います。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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らんまん

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