俳優の長澤まさみが2月10日、都内にて開催された「映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』“大ヒット御礼!子猫ちゃんたちの集いSpecial〜ダー子から愛を込めて〜”」イベントに、東出昌大、小手伸也、小日向文世、田中亮監督と共に出席。長澤が過去に練習して披露したという手品について「全然話題にならなかった」と愚痴をこぼす一幕があった。
同作は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「リーガル・ハイ」シリーズなどを手掛けた脚本家・古沢良太による人気テレビドラマの劇場版第3弾。
美しきコンフィデンスウーマン・ダー子(長澤)、若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出)、百戦錬磨のコンフィデンスマン・リチャード(小日向)の3人が、コンフィデンスマン=信用詐欺師となり、地中海に浮かぶ世界遺産の島“マルタ”の首都であるバレッタを舞台に、大人のだまし合いバトルを繰り広げる。
黄色い花柄のドレス姿で登場した長澤は「本日はお足元の悪い中、映画館までお越しいただきありがとうございます」とあいさつ。「本当に皆さんのおかげで、この映画はたくさんの方に愛されているなと思います」と同作のファン、通称“子猫ちゃん”への感謝を口にした。
この日はバレンタインデーが近いことから“愛”をテーマにトークを展開。同シリーズの一番愛すべきキャラクターや一番愛すべき場所、一番愛すべき扮装などをキャスト陣が語り合った。
イベント中盤には、長澤が劇中で披露しているという角刈り姿について言及。司会から感想を求められると「さっきコヒさん(小日向)にダメ出しされました。『腹巻きとかつけなきゃダメだよ』『もっとやれ』って」と苦笑した。
「愛すべき○○編」という話題では、長澤が「『コンフィデンスマン編』が好きなんですが、『ゴッドファーザー編』も好きで。手品をすごく練習してちゃんと自分でやったのに、全然話題にならなかった」と吐露。
続けて「すごく頑張ったんですよ。上手にできたんですよね。なのに、なんかCGっぽいんですよね」と愚痴ると、小手が「上手にできるほど作り物っぽくなっちゃうんですよね」とフォローしていた。
◆取材・文=山田健史
ポニーキャニオン