長尾くんは、子犬のような感じだなというのが第一印象です(笑)
――主人公のシロを演じた長尾さんの印象を聞かせてください。
すごく眼差しがまっすぐで、目がキュルンとしていて、子犬のような感じだなというのが第一印象です(笑)。長尾くんは、いるだけで周りが明るくなるような人で、現場の雰囲気をすごく救ってくれていて、さすがだなあと思いました。
だけど実際に映像として仕上がったものを見たら、昔(死ぬ前)の真を演じている時の長尾くんの目は全然違っていて、憂いというか、暗さをまとっていたんですよ。それにすごく驚きました。
シロと真を演じ分けることはものすごく難しかったと思うんですけど、それぞれの役に対する長尾くん自身のまっすぐな感情のままで演じることで、真らしさやシロらしさを出していたので、それがすごいなと思って。意図的にやっていたのかはわかりませんが、長尾くん自身の魅力が役を通して出ているんだなと思いました。
――今回の撮影で印象に残っていることはどんなことですか?
関西弁が飛び交っていたことです(笑)。長尾くんと八木莉可子ちゃんが関西の方なので、すごく楽しそうに二人で関西弁で話をしていて関西弁が飛び交っていましたね。
二人ともすごくのほほんとしていてマイペースなので、二人のやり取りを聞いているだけで楽しかったです。八木ちゃんも見た目キリッとしているのでハキハキしている子なのかな?と勝手なイメージを抱いていたんですが、すごくふわ〜っとしていて(笑)。二人に癒されていました。
――勝手なイメージですが、山田さんもふわっとしていてマイペースな方なのかなと思っていたんですけど、そうじゃないんですね(笑)。
ふわっとしている時もあります、たぶん(笑)。たいして変わらないんですけど二人とも一つ二つ年下なのと、晶という役柄もあって、“なんかいいなあ。かわいいなあ”という目でずっと見守っていました。すごく和やかで楽しかったです。
アミューズ