清水が明かす目指すべき俳優像「毎回新鮮な顔を見せたい」
――「東京リベンジャーズ」の半間修二役など、個性の強いキャラクターを演じることが多い印象がありますが、そういった役を演じる際はどのようなアプローチを心掛けていますか?
自分じゃない人間を演じるという部分は変わらないので、どんな役でもフラットに、アプローチとしては変わらずという感じです。役柄によって何かを変えるということや、特別何かをしてということはないです。
――前々から役を作りこんでいくのでしょうか?
どんな空間で何が使えて、どう動けて、という部分はその日にならないと分からないので、基本的には、現場で監督とお話ししながら作り上げていきますね。いざ行ってみて「どうしたら面白いかな」と考えることはありますけど、相手がいてのお芝居であり、会話なので、その相手の役者さんがどういうアプローチでお芝居してくるかという部分も大事にしています。
――今後、どのような俳優になっていきたいですか?
飽きられないように、頑張るしかないなと思っています。「あいつもういいや」と言われたらおしまいなので、そういう意味では、毎回新鮮な顔を見せたいです。自分自身、本当に役にも恵まれているなと思っているので、毎回違う顔を見せて、いい意味で期待を裏切っていければなと。人によって僕のイメージが違うようなことも、役者としてはうれしいことだと思うので、そういうふうにやっていきたいなと思っています。
――2022年はどんな年にしたいですか?
仕事に関しては、変わらず、いただける仕事は全力でいい作品にしていきたいなと思っています。去年一年で、新しく清水尋也という名前を知っていただけた機会が多かったのでそういった皆さんに抱いてもらった期待を裏切らないように、次の動きをしていきたいなと思っています。まずは2022年一発目のこのドラマを楽しんでいただいて、さらにいろいろな顔を見せていければいいなと思っています。
――ドラマ撮影期間に行っているリフレッシュ方法や撮影を頑張るためのご褒美があれば教えてください。
ご飯(笑)!
――何が好きなんですか?
なんでも好きですけど、「今日は何を食べようかな」と考えている時間が幸せだったりするので、撮影が終わって帰って、ご飯を食べてるときは本当に幸せです。たまに自分で作ったりもします。何を食べるかお昼くらいには決めて、本当に夜それを食べられた時の幸せ、達成感がたまらないです。
――最後に、読者にメッセージをお願いします。
ドタバタしている内容ではありつつも、ほっこりする話でもあるし、本当にいろいろな人間が出てくるので、どの世代の方が見ても共感できる部分や刺さる部分があると思います。身近にある感情がたくさんちりばめられているので、共鳴していただけたらなと思っています。ぜひ、ご覧ください。