プレーヤーが監督となり、イケメン役者たちを育成する人気ゲーム『A3!』。その舞台版MANKAI
STAGE『A3!』シリーズの実写映画化第2弾として、秋組と冬組の物語がいよいよスクリーンに登場する。水江建太演じる秋組の摂津万里と、荒牧慶彦演じる冬組の月岡紬はそれぞれの組のリーダー。映画化にあたって改めて役者を演じる楽しさや、映画と舞台の違いや異なる魅力を感じたという。
舞台の良さ、映画ならではの魅力
荒牧:映画化の話を聞いたときは、驚いたというのが一番ですね。舞台作品の映画化はこれまでもあったけど、キャストがほぼ全員そろって映画に出演する作品はなかなかないのですごいなと思いました。映画になることで、舞台を見たことがない人にも『エーステ』という作品を好きになってもらえたらうれしいです。
水江:僕自身、映画に挑戦させていただくのは初めてだったので、そういう場をMANKAI STAGE『A3!』(以下『エーステ』)に作ってもらえたのはすごく光栄なことだと思うし、頑張ろうって思いました。『エーステ』ではすてきな仲間や先輩と出会わせていただきました。もちろん、まっきー(荒牧)さんもそうですし、そういう縁をたくさんいただいたので、僕にとってすごくありがたい作品ですね。
荒牧:『エーステ』は役者について改めて考えさせてくれる作品なんですよね。彼らが考えていることだったり、役者にとってはあるあるなことがふんだんに盛り込まれているし、彼らが役作りをする上で考えていることが僕にも参考になったり。『あ、こういう考え方もあるんだ』という新しい発見があるんです。
水江:映画では、舞台では近くで見られない表情が大きく見えるところが魅力だと思います。演じる方としては、舞台と映画の戦い方って全然違うんですよ。舞台では大きく動いた方が見やすいとか、そういう単純な話でもないんですけど…。映画では細かい表情まで見てもらえるのも一つの良さじゃないかと思います。舞台はやっぱり生であることが一番の魅力ですね。生の環境でしか観客の皆さんと通じ合えないものって絶対にあるし、それこそが僕が舞台を好きな理由でもあるので。
現在公開中
出演=水江建太、中村太郎、赤澤遼太郎、稲垣成弥、藤田 玲、荒牧慶彦、北園 涼、植田圭輔、田中涼星、上田堪大ほか