カンペリーザの代名詞、それはベージュの食べ物
――特にデザートが人気だそうですね。
白刀:『spa~tongue』イコール、デザートビュッフェといわれても過言ではありません。いや過言かな(笑)。祖母の家にある独特な硬いゼリー。噛んだら前歯2本の歯形がバレるのも醍醐味で、私たちの間では「祖母歯形バレゼリー」と呼んでいます。
あとは、珍しいガムも好評です。このガムは、焼肉屋の会計時にもらう専門のガムです。淡いピンクに包まれて一口目が陶器のように硬く、ものの40秒で味が消息不明になってしまうのが醍醐味です。口に入れると溶けそうなほどやわやわになる東南アジアのミントガムもあります。
それからニセ・ヤク◯トも欠かせませんね。一見するとヤク◯トのようだけれど違うブランドだったということがあるじゃないですか。うちでは、「マカレナ200」「Lストライカー」「パークル」「毎日宣言」をそろえています。
――一番人気の有名なお菓子があると聞きました。
白刀:カンペリーザの代名詞といわれるのはベージュの食べ物ですね。食べた人間にしかわからない味わいで、この前は屈斜路湖の方からもこれを目当てにわざわざお越しいただきました。すぐになくなってしまうので、10分おきに鐘を鳴らしながらビュッフェ会場へ運んで来る演出もおなじみのイベントとなっています。
――『spa~tongue』で一番大切にしていることは何ですか?
白刀:近くのスーパーやお菓子のまちおかで購入するということです。どこどこの農家から産地直送で…なんて綺麗事は必要ありません。なんせ最近のスーパーは何でもあるんですわ(笑)。