SKE48 チームSが小室哲哉プロデュース楽曲の“1本撮り”MVを劇場で撮影 松本慈子「『こんな裏側まで映していいの?』ってくらい映ってたんじゃないですか」
チームSリーダー・松本慈子 インタビュー
――生配信が終わった今の率直な感想を教えてください。
松本:めちゃくちゃへろへろです(笑)。1本撮りって多分やったことがなくて、このSKE48劇場という私たちに一番ゆかりのある場所で、「こんな裏側まで映していいの?」ってくらい映ってたんじゃないですか。毎回全力でできたので後悔はないですね。
――振り付けを担当したアンナ先生のレッスンはどうでしたか?
松本:アンナ先生にレッスンしていただけるって聞いたとき、正直半分楽しみ、半分ビビってるって状態だったんですよ。「第1回AKB48グループ ドラフト会議」のときにアンナ先生がレッスンをしてくださっていて、厳しくも愛のある指導をしていただいていたので、そのスパルタさも知っていましたし、それを8年ぶりに味わうっていうのは楽しみだったんですけど、やっぱりどこか怖くて。
実際レッスンが始まったら、始まった瞬間から先生の話している言葉を聞いて涙が流れてきて、それくらい先生の言葉が染みて、そこから徐々に厳しくなっていったんですけど、大号泣してしまって。初心の気持ちを忘れかけてたんだなって気付かされて、すごく自分が生ぬるかったんだなって思い知らされました。
だからこうしてアンナ先生に、10年ぶりの新公演で今のチームSに新しく振りを付けてもらえるということにはすごく意味があると思うので、今のチームSのメンバーにもアンナ先生の愛の指導をいっぱい受けて、吸収してほしいなって思います。
――撮影の中で振り付けのこういうところに気を付けようとか、意識したことはありますか?
松本:ただ単に振りを踊るだけじゃなくて、目の前にファンの方がいることを意識して、手を前に出すサビの振りも遠くの人に届けるように気持ちを込めてやろうねって決めていて。何回やったとしても悪い意味での“慣れ”を感じさせないように毎回新鮮に、どんな遠くのファンの方にも気持ちを届けられるように頑張りました。
――「愛を君に、愛を僕に」公演が始まるまであと約2カ月ですが、それまでにもっとここを良くしたいというポイントなどはありますか?
松本:アンナ先生にレッスンで「今のチームSらしさは何?」って聞かれたり、「今のこのチームSで何を見せたいの?」って言われたときに、はっきり答えられなかった自分がいて。すごく悔しかったので、今のチームSの強みだったり、これから見せていきたい部分を新公演初日までに見つけて、チームSが今以上にもっといいチームになれるように頑張っていきたいなって思います。
私自身もリーダーとして成長できる機会になればいいなと思うので、でもそれは自分次第なので、自分を奮い立たせて2カ月間死ぬ気で頑張ろうと思います。