怪しい人物だらけ…原作とは異なる展開に
30分拡大での放送となった第1話だが、次々と関係者が登場して、怪しい描写もギューッと詰め込まれていた。
栄治の父で、製薬会社の社長である金治(佐戸井けん太)、金治の妹で製薬会社専務の真梨子(萬田久子)、栄治のいとこ・拓未(要潤)、栄治の元カノで今は拓未の妻である雪乃(笛木優子)、栄治の愛犬の主治医・堂上(野間口徹)、栄治に思いを寄せていたいとこの紗英(関水渚)、栄治の元カノである看護師・朝陽(森カンナ)。そして、生田が二役で挑む、栄治の兄・富治。
連続殺人のような様相も見せた展開。暗号を自作し、ミステリー好きだったという栄治の目的は何なのか。篠田は「金、恋愛、復讐(ふくしゅう)。ミステリーにおける殺人の動機は、だいたいこの3つ」と語っていたが、関係者たちはいずれかの思いを抱いているようでもあった。
SNSでは「難しいけど面白い」という投稿の他、「これは何回も見て考察だな」と、さっそく考察がスタートした模様。公式サイトでは、ドラマは原作と違うエンディングを迎えると明かされていることから、原作ファンも考察を楽しめるはずだ。
Twitterのトレンドでは、タイトルが国内1位になり、世界トレンドでも一時1位になる反響だった。また、トレンドワードには綾瀬の名前もあったが、TOP20に入った「シェフ大泉」も実は本作の関連。
大泉演じる篠田は料理上手という役どころで、料理をするシーンが挟み込まれた。そこから、大泉が出演していた北海道テレビ(HTB)のバラエティー番組「水曜どうでしょう」の人気キャラクター・シェフ大泉と関連付けてつぶやかれたのだ。
ドラマでは、その篠田の料理の他に、食べることが好きな麗子がもりもり食事するシーンもあり、「飯テロドラマ」という声も上がった。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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