切り替えは下手なのかもしれないです(笑)
――有岡さんはアイドルはもちろんですが、バラエティーでもご活躍されていて、その中で俳優業の魅力というのはどこに感じていらっしゃいますか?
僕の場合は特になんですけど、言ってくださったようにバラエティー番組でのキャラクターをパブリックイメージとして持っていただけることが多いので。お芝居をしているとやっぱり毎度驚いてもらえるんですよね。バラエティーでのイメージとお芝居をしているときのギャップがすごい、と言ってもらえたり。ありがたいなと思いますし、何よりも作品の中に入れる楽しさというか、想像力を膨らませながら自分が作品に参加できるというところに魅力を感じています。
――たとえば現場に行くときに「今日はアイドルの日だ」とか「今日は役者の日」とか、自分の中で切り替えたりということはあるんでしょうか?
どうですかね…でも「インビジブル」では、磯ヶ谷はちょっとおでこを見せるような髪型をしていて。これ実は僕、朝起きて寝癖を直すときに自分で癖をつけてから現場に入るんです。で、その日はドラマの撮影ではなくHey! Say! JUMPの現場なのに、間違えて癖をつけてしまうことがたまにあるので。切り替えは下手なのかもしれないです(笑)。
――アイドルとバラエティーと役者と、アプローチが異なる部分もあると思います。それぞれ大切にしていることなどはありますか?
全てを楽しみながらやっているということは共通してますかね。好きでやっていることなので。すみません、本当は一つずつかっこいいことを言っていきたいんですけど、難しいかも(笑)。
――配信などで本作の放送を見返すときに、有岡さん的に注目のポイントや好きなシーンなどがあれば、教えてください。
クリミナルズと呼ばれる凶悪犯罪者が、本当に個性豊かなんですよね。それぞれ花火師とか調教師とか、通り名もあって。誰が犯人なのかを知った上で、どう物語が進んでいったのかということを見逃し配信で改めて見ていただくというのも、楽しみ方の一つなのかなと思います。「こんなところに伏線があったんだ」とか、そういったことにも注目して見てもらえたら、もう一度作品を楽しめるんじゃないでしょうか。
注目ポイントとしては、やっぱり志村と、柴咲さん演じるキリコの掛け合いですかね。分かり合えているわけではないですけど、バディとして実は相性がいいんじゃないかという部分が垣間見えてくるので。1話から見返して、またその変化に注目して見るのも面白いと思います。
※Hey! Say! JUMPの「a」はセンチュリーゴシック体が正式表記