閉じる

時代劇研究家・ペリー荻野が時代劇の楽しみ方を語る

2017/05/02 14:33

エンタメとしての時代劇の楽しみ方を教えてくれたペリー荻野
エンタメとしての時代劇の楽しみ方を教えてくれたペリー荻野

ヒストリーチャンネル(スカパー!やケーブルテレビなどで視聴可能)では5月8日(月)から、「戦国ドラマウィーク」と題し、豊臣秀吉を描いた大型ドラマとそれにまつわるドキュメンタリーが放送される。「一日、三ちょんまげ(3本時代劇見ること)」をモットーに掲げるほど時代劇を愛してやまない時代劇研究家のペリー荻野が、その楽しみ方を教えてくれた。

時代劇の一番良いところについて、ペリーは「腐らないこと」だと言う。「昔に放送された現代ドラマを今見ると、どうしても(当時の流行などの)古さが出てしまうけど、時代劇は20年以上前に制作されたドラマであっても、古さを感じないし、面白いじゃないですか。古い作品であっても、驚きを感じることができる。それが時代劇の素晴らしいところ」とその魅力を紹介。

時代劇を長年愛し続けてきたペリーだが、意外なことに時代劇を好きな人は実は歴史へのコンプレックスがある人が多いそうで、「私自身も歴史に詳しいと言われるけど、全然分かってなくて…。時代劇の原稿を書き始めて25年ぐらいになるけど、歴史が分かるようになったのはここ5年ぐらいです」と自身もコンプレックスがあったことを明かしてくれた。

一方で、歴史好きな人たちの中には、ドラマに抵抗がある人もいることに対し、「歴史好きだと、ドラマは嘘(フィクション)ばかりだから嫌だという人もいるかもしれないけど、エンタメ作品として見るといいと思います。例えば、歌舞伎役者の(中村)勘九郎さんは、『豊臣秀吉 天下を獲る』に親子三代で出演しているのですが、そういった豪華なキャストも魅力の一つだし、勘九郎さんは歌舞伎の人だから、腰も据わっていて、どっしりと演技している。歴史をしっかりと描くことも大事かもしれないけど、そういった勘九郎さんやキャストの素晴らしい演技などに注目して見るといいのかもしれない」と時代劇の楽しみ方を語った。

「戦国時代ウィーク」では、20年以上前に作られた時代劇のほか、秀吉の交渉術や周囲の人物に注目したドキュメンタリーなども併せて放送される。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

THE ナンバー2 ~歴史を動かした影の主役たち~ 竹中半兵衛
5月8日(月)午前7:00-8:00
THE ナンバー2 ~歴史を動かした影の主役たち~ 小早川隆景
5月8日(月)午前8:00-9:00
THE ナンバー2 ~歴史を動かした影の主役たち~豊臣秀次
5月10日(水)午前8:00-9:00
ライバルたちの光芒~宿命の対決が歴史を動かした~「本能寺の変」織田信長vs明智光秀
5月9日(火) 午前7:00-8:00
ライバルたちの光芒~宿命の対決が歴史を動かした~「軍師対決」黒田官兵衛vs竹中半兵衛
5月9日(火)午前8:00-9:00
ライバルたちの光芒~宿命の対決が歴史を動かした~「信長暗殺」羽柴秀吉vs明智光秀
5月11日(木)午前7:00-8:00
ライバルたちの光芒~宿命の対決が歴史を動かした~「清洲会議」豊臣秀吉vs柴田勝家
5月11日(木) 午前8:00-9:00
『合戦前夜~武将たちのストラテジー」#4 山崎の戦い 羽柴秀吉 -天下のネゴシエーター
5月12日(金)午前8:00-9:00
THE 歴史列伝「侘び茶」で天下をとった男 千利休
5月10日(水)午前7:00-8:00
戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち
5月15日(月)~18日(木)午前7:00-9:00ほか(18日は午前8:00まで)
豊臣秀吉 天下を獲る
5月22日(月)~26日(金)午前7:00-9:00ほか(24,25,26日は午前10:00まで)
以上、CS-ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメで放送

画像一覧
1

  • エンタメとしての時代劇の楽しみ方を教えてくれたペリー荻野
  • ザテレビジョン マンガ部まとめ

    SNSでバズった話題のマンガが読み放題!ザテレビジョン マンガ部まとめ

  • 【春ドラマ】2024年4月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【春ドラマ】2024年4月期の新ドラマまとめ一覧

  • コミック試し読みまとめ

    話題の作品がいっぱい!コミック試し読みまとめ

  • 「ザテレビジョン」からのプレゼント!

    「ザテレビジョン」からのプレゼント!

  • 【冬アニメまとめ】2024年1月期の新アニメ一覧

    随時更新中!【冬アニメまとめ】2024年1月期の新アニメ一覧

  • 推したい!フレッシュFACE

    推したい!フレッシュFACE

もっと見る