一らの探索で怪物の正体が明らかになるが…
タイトルがTwitterのトレンド上位になる反響を呼んだ中、感想として多く投稿されたのが「怖い」という言葉。殺人事件への恐怖ももちろんだが、海の怪物“セイレーン”のものとされる、高く、また、時に低く鳴り響く声の演出に、「あの哭き声夢に出てきそう」「セイレーンの声が想像してたよりも怖い」「セイレーンの声、トラウマ級」などと、視聴者を震えさせた。
ラストで一は、そのセイレーンの正体にたどり着いた。それは、島の洞窟で見つけた魚雷の残骸。戦時中、聖恋島には日本海軍の基地があり、戦況が悪くなると、戦闘機ではなく、特殊な魚雷に人を乗せる特別攻撃=特攻が行われていた。
その残骸の魚雷の中に海水が入り込むと、中で空気が押されて笛みたいに鳴り、潮の流れによって音も変化していたのだった。
怪物の正体が分かり、島の伝説を利用して殺人を行った犯人に憤る一。「必ず俺がその謎を解いてみせる。じっちゃんの名にかけて!」と、名ぜりふで第2話のラストは締めくくられた。
島の秘密を調べている記者の右竜(生田)、島唯一の住人でコテージ管理人の霧声(余)のミステリアスさも光った。
次回、「聖恋島殺人事件」の後編となる第3話は5月15日(日)に放送される。荒天がおさまり、参加者全員が帰れることになった矢先、新たな事件が起きる。
※岩崎大昇の「崎」は正しくは「立つ崎」
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