林遣都・吉岡里帆ら出演ドラマ「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中」の完結編が放送「他にはない安心感がありました」
林遣都コメント
5年前に始まった「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 」シリーズもいよいよ最終章を迎えました。同世代の愛すべき共演者の皆さんとは、この作品で会う度に互いの成長を確認し、常に切磋琢磨してきたように思います。共演を重ねていくうちに、役柄同様、僕たち俳優同士もすっかり気心知れた仲になり、久々に5人が集まった撮影現場には他にはない安心感がありました。源監督が当てがきで描き続けてくださった「若林ケント幸太郎」という僕のフルネームが入ったこの役には、俳優としてだけでなく、一人の人間としての僕の今が詰まっていると思っています。源監督はじめこの作品に携わった皆様、ずっと作品のファンでいてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
矢本悠馬コメント
自分は生まれも育ちも京都で生粋の京都人ですが、地元のことでも知らない事が沢山ありました。京都で暮らしている時、観光客の方を見かける事があり、当時の自分はわざわざ足を運んでまで来る魅力があるのかなと思っていました。しかし東京に住むようになり、自分の出身を聞かれ「京都」と答えると必ず返ってくるのが「いいなぁ、羨ましい」。それで京都に興味が湧き、お寺を回ってみたり、食事を楽しんでみたり、京都の魅力に惹きつけられました。5年間もこの作品に携われて非常に嬉しく思います。
毎熊克哉コメント
本作に出会って5年、いよいよ卒業の季節を迎えました。大文字保存会の方々と何度も山を登り掃除をして、送り火の準備をするところから鋭二のシーンが始まったというのもあって、演じる事よりも、地元の方々と共に呼吸をし、これまで流れてきた時間に思いを馳せる事を大事にしながら役と向き合いました。農家の方と交わした野菜の話、祇園祭では山鉾巡行、旅立ってしまった師匠とのシーン、若者5人での雑談。僕にとって全てが貴重で愛おしく、この先もずっと誇れる作品になりました。若者達の門出を一緒に見届けて頂けたらうれしいです。