“執念深い男”葛城の仕事に対する姿勢は「すごく共感できます」
──間もなくクライマックスですが、スタート当初と今とで、葛城の人物像に変化はありますか?
最初にいただいていた葛城の人物設定が、非常に執念深い男というものでした。後半に差しかかってきた今もそれは変わることなく、一人だけ執念深く事件の真相を追っています。
僕自身は先の話の台本をいただいていることもあり、葛城がなぜそこまで執念を燃やしているかが分かっているので、彼のその信念を信じて演じています。
──葛城の執念深さに共感することもありますか?
葛城が事件に執着するのは、5年前に起こった東堂心春(野澤しおり)さんの誘拐事件が絡んでいるから。心春さんを救えなかったという事実が葛城の中にあって、その失態を繰り返したくないという思いがあるのだと思います。そんな仕事に対して非常に真っすぐな男であるところには、すごく共感できます。
──シリアスな撮影とは一転、現場自体は和気あいあいとした明るい雰囲気だそうですが、役とオフの切り替えはどのようにされていますか?
役を引きずることは一切ないです。ただ、富澤(たけし)さんもインタビューでおっしゃっていたように、僕ら捜査一課は、せりふに警察用語が多く盛り込まれていて、頭の中を整理しておかないとすぐに口から出てこなくなるんです。
二宮くんを始め、出演者はみなさん明るい方ばかりで、意外とおしゃべり好きなんです(笑)。二宮くんは本番の2秒前ぐらいまで雑談しているので、その楽しい雰囲気に引っ張られすぎないように気をつけないといけないなと思うことはあります。他愛のない話で盛り上がっている時も、心の中ではブレーキをかけるようにしています(笑)。
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