松本まりか、川口春奈は「ハジけ方がチャーミング」
虎春と恋のライバル役となる美久役の川口も「虎春さんがいたから、たっちゃんへの愛情を再確認できたり、家族の絆を感じることができました。なにより、虎春さんが本当に可愛らしくて、愛くるして。恋する乙女同士の楽しいシーンがたくさん取れたんじゃないかなって思います。ライバルなんだけど、『かわいいな』って、個人的にキュンキュンしながら演じてました(笑)」と、松本との共演シーンを振り返り、その時の様子を伝えた。
松本は「春奈ちゃんと初めて対峙した時、『この方はなんてコメディエンヌなんだろう!』って思ったんです。『素晴らしいな!』って。ハジけ方がチャーミングなんですよね。めちゃくちゃやってるのにかわいいんです。人間力みたいなものが備わって、コメディエンヌになるんだなって、春奈ちゃんをずっと観察してすごく勉強させてもらいました」と川口を絶賛。
撮影時のエピソードを聞かれ、古川は「吉田鋼太郎さんとのシーンで、使えるか使えないかギリギリのラインのアドリブを連発されていて、笑をこらえるのに必死でした。なんとか耐えたんですけど、本編を観たら全カットされてました。使えないという判断だったんだと思います(笑)」と残念ながらお蔵入りしたシーンがあると明かした。
「たくさん笑っていただきたいなと思って作った映画」
玉城は「ゆかり役は演じていて楽しいです。『やるぞ!』って思わなくてもユルっとやれる役ですね。(ドラマでは)なかなか喫茶店から出られないキャラだったんですけど、今回は夏祭りというか盆踊りで浴衣を着させていただいたりして、撮影中もお祭りの気分で楽しませてもらいました」と振り返る。
志尊淳演じる雅(龍の元舎弟)との共演シーンについて、「志尊さんがちゃんと受けてリアクションで返していただけるので、安心してパンチできるところがありました(笑)。志尊さんと作り上げた2人の空気感がスクリーンにも出てるんじゃないかなって思います」とアピール。
最後は、玉木が「この数年、なかなか窮屈な時間を過ごした方も多いと思いますので、純粋にたくさん笑っていただきたいなと思って作った映画でもあります。お子様でもいいですし、ご家族、お友達を連れて、またぜひ劇場に足を運んでいただきたいと思っております。ありがとうございました」と、感謝の気持ちを込めたメッセージで舞台あいさつを締めくくった。
映画「極主夫道 ザ・シネマ」は全国公開中。
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