魅力たっぷり！アベンジャーズのヒーローたち
アベンジャーズのヒーローたちは実に多彩。姿、形、能力も実にさまざまだ。
例えば、アイアンマンは、MCUシリーズの始まりとなった作品のヒーロー。巨大軍事企業の社長で天才発明家のトニーが、自ら開発した戦闘用パワードスーツを着て“アイアンマン”となり、悪と戦う。
怒りを感じると巨大な緑色のモンスターとなる“ハルク”、第二次世界大戦中に超人兵士の生体実験を受けた“キャプテン・アメリカ”などは、アイアンマンと共にアベンジャーズの初期メンバーだ。
そして、日本でもアメコミといえばと広く知られるスパイダーマンも。普通の高校生が特殊なクモに噛まれてパワーを得るというキャラクターは、ミズ・マーベルと近いものがあるかもしれない。
それぞれのヒーローが悪と戦う高揚感と、己の力に悩んだり葛藤したりする人間ドラマ。1人ずつの物語にも十分に引き付けられるが、頭脳派がいたり、肉体派がいたりと、成り立ちも備えている力も信念も異なるヒーローたちがチームとなったときの結束や対立する様子はさらに面白さが増す。
まったくMCU作品を見ていない初心者には、数の多さにひるむかもしれないが、その多彩さに、きっと好みのヒーローもいるはずだ。それが今回のミズ・マーベルかもしれない。
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Ms.マーベル:もうフツーじゃないの (MARVEL)
G・ウィロー・ウィルソン (著), エイドリアン・アルフォナ (イラスト), 秋友克也 (翻訳)
ヴィレッジブックス
発売日： 2017/09/28
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