木村拓哉“桐沢”、“松高ボクシング部”との最後の約束のため奔走「今まで腐ってた分、取り返さないと」<未来への10カウント>
木村拓哉が主演を務めるドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系 ※最終話は15分拡大スペシャル・夜9:00-10:09)の最終話が、6月9日(木)に放送される。同ドラマは、木村演じる、生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで、徐々に熱を取り戻し再生していくさまを描く、青春スポーツ・エンターテインメント。
同作で木村は、「HERO」シリーズ(2001~2015年、フジテレビ系)や、「CHANGE」(2008年、フジテレビ系)の脚本家・福田靖と7年ぶりにタッグを組んだ。
これまでの放送では、部内一の実力を持つ西条(村上虹郎)が、脳に動脈瘤を抱えていることが判明。万が一破裂すれば死に至る可能性もあるため、医師からボクシングは断念するよう宣告されてしまう。
まだ高校1年生の西条に突如襲い掛かった非情な運命に、心をかきむしられるボクシング部顧問の葵(満島ひかり)。コーチの桐沢(木村)もまた、網膜剥離でボクシングを諦めざるを得なかった学生時代の自分と西条を重ね合わせ、やり場のない複雑な感情に苛まれていた。
しかもここへきて、亡き妻・史織(波瑠)の兄・和樹(石黒賢)の後押しで、かつて閉店を余儀なくされた焼き鳥店再開のめどが立ち始めていた桐沢は、人生の選択にも迫られる。
店を再開するとなれば、新たな生き甲斐となっていたコーチを続けられないかもしれない…。桐沢の心は人知れず、激しく揺れ動く。
予期せぬ人生の岐路に立たされる中、新たな未来に向かって“大きな決断”を下す桐沢と西条。一方、密かに桐沢への恋心を募らせていた葵も、ついにその思いを開放する。