山谷花純が、源頼家(金子大地)の側室となる比企一族の気高い娘・せつ役で、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に出演することが発表された。小栗旬主演、三谷幸喜が脚本を務める同ドラマは、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時(小栗)と、そんな彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の姿を描く。
山谷花純「普段緊張しない自分でも足の震えが止まりませんでした」
大河ドラマ初出演にあたり山谷は、「今回初めて大河ドラマに出演します。仕事を始めた小学校6年生から14年間追い求めて来た世界を目の当たりにすると、普段緊張しない自分でも足の震えが止まりませんでした。垣根なく作品への思いを共有し高みを目指し続ける現場の雰囲気に感化され、遠慮なく食らいついていける環境がとても居心地良かったです」とコメント。
「どこか頼家と似ているなと思っていただけたらうれしい」
また、「せつの色は、赤。つつじの色は、青。そう三谷さんがおっしゃっていました。せつは、比企家の長女として生まれ高い敷居に囲われた中でも自分の志を曲げず情熱的な愛を貫いた女性です。頼家の自由さや童心に嫉妬しつつも、それ以上に自分がなりたくてもなれない姿に憧れがあったから、偉大な父を持ち葛藤する彼を受け入れ、味方で在り続けると自分の心に誓ったのだと思います。不器用で純粋な部分がどこか頼家と似ているなと、見た方々に思っていただけたらうれしいです」と意気込みを明かした。