百田夏菜子「素敵な世界が伝わるよう、知花を演じきりたい」土ドラ『僕の大好きな妻!』原作者と座談会
この素敵な世界が伝わるよう、知花を演じきりたい(百田)
――漫画の読者、そしてドラマの視聴者に向けてのメッセージをお願いします!
百田:私はこの素敵な世界がたくさんの人に伝わるように、最後まで知花を演じきりたいと思っているので、ぜひぜひ楽しみにしていてください!
ナナト:最初は短期連載から始まって、2年くらい連載をさせていただいて…。漫画を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。遂にドラマになりました!えーと、あと何を言えばいいんだろう(笑)
亀山:漫画とは異なる展開もあるので、そこも楽しみにしていただければと思います。それともう一つは、この漫画がドラマになること自体が凄いことだというのを感じていただければ。
百田:今日は本当にありがとうございました。嬉しかったです、お会いできて。もしよかったらライブにもお二人で遊びに来てください。あ、でも大きな音はダメか…。
ナナト:大きい音、事前に覚悟や準備をしていたら、私は大丈夫ですよ。布袋寅泰さんのライブとかも行くし。
百田:エーッ!?
座談会を終えて…
ナナト:百田さんが、第1話の「これが悟の見える世界、これが私の見える世界。違うのは当たり前だけど、見えないところでもっと違っていた。でもそれが分かったからホッとしたの」という台詞にグッときたとおっしゃってくださって。それは、まさに私と彼の身長差から生まれた台詞なんですね。ドラマでもそんな風に演じてくださっているので、これからの展開を私たちも楽しみにしています。
亀山:発達障害にはさまざまな特性があり、たとえば社会と接点を持ちやすい人もいれば、そうでない人もいます。中には社会に上手くなじめず、日々苦しい思いをされている人も。そうした部分を漫画というエンタテインメントに落とし込むのは難しいなと、以前から感じていました。今週放送の第4話では発達障害の人が集まるカフェを舞台に、社会への適合に悩む人についても描かれています。そうした部分にチャレンジしていただいたところがすごいなと思いますね。