小越春花、中井りかとのWセンターに「夢みたいなことが起きている」と喜ぶも…
――リード楽曲の「しそうでしないキス」は中井さんと小越さんがWセンター。改めてWセンターというフォーメーションはいかがでしたか?
小越:私は6thシングルと7thシングルでセンターを務めさせていただいていたんですけど、6thシングルで初めてのセンターをやらせていただいた時に、すごく緊張していたんです。「どうしよう」と一人で悩んでしまうこともあったんですけど、今回はりかさんと二人だからいい意味でちょっと気が楽になったところはあります。りかさんは先輩だし、今まで私がセンターにいた時も隣で支えてくださっていたので、とても頼らせていただいて、とても安心感がありました。
中井:1stシングルのセンターと最新シングルのセンターということで今回、私たちがWセンターとなっていますが、私は別に今までセンターをずっとやってきたわけでもないので、センターの感覚を忘れているんですよ(笑)。
どちらかと言うと、小越が引っ張っていっているのを、私が横で見守っている感覚。サポートする役なのかなと思っているので、(小越には)気を抜かないでほしいです(笑)。改めてセンターと言われたら、すごく恥ずかしい気持ちだったんですけど、選ばれたからには私にできることをやろうとは思っていますけど、前提としては彼女に全部任せているんです。だから、私がいるから安心とか、二度と思わないでほしい(笑)。
小越:た、たしかにそうですよね…(笑)。りかさんは本当に決めるべきところでバシッと決められるような方だから、そういうところに私はすごく憧れていたんです。NGT48加入前から中井りかさんが好きでしたし、NGT48に入ったきっかけでもある方なので、個人的には夢みたいなことが起きているような状態なんです。だから、センターを一人でやっていた時よりも、りかさんからいろんなものをもっと吸収して次につなげていきたいし、一人でセンターに立っていた時との違いを出したいなと思っていました。でも、そうですよね…。
中井:本当に頼らないでほしい(笑)。周りには本間さんもいらっしゃるので、私はやりたいようにやらせていただくというスタンスでいかせてもらいます(笑)。私はどちらかというと、気負わずやりたいタイプなんです。どのポジションにいたとしても「ここのポジションだからこう」ということはなく、中井りかとして立つことに変わりはないので。
中井りか、MV撮影は「『どうしてアイドルになった?』くらいしんどかった(笑)」
――MVは佐渡島で撮影したそうですが、印象に残っていることはありますか?
對馬:佐渡にはフェリーで行ったんですが、夜なんじゃないかというくらいの朝の早い時間から、本当の夜まで長丁場でみっちり撮影したので大変でした。楽しかったんですけど、食べ物のことしか思い出せません(笑)。のどぐろ、おいしかったなぁ。
本間:海辺での撮影が長かったので、お天気に恵まれたのが良かったです。でも、体力の消耗は激しかったですね。NGT48って、MVを自然の中で撮ることが本当に多いんです。
中井:本当にね。全部寒いし。
本間:天気に恵まれてはいましたが、3月のまだ肌寒い時期だったので、シャツ1枚で朝から撮影していたのはなかなか厳しかったです。
中井:夕日がすごくきれいで、最後に沈むのをみんなで見て盛り上がりましたね。私たちは撮れている映像が見えていないので分からないんですけど、ドローンで撮っている時に監督の「いいよー!」という声で「なんかいいらしい」と思っていました(笑)。
出来上がりを見たら本当にきれいで、さすが佐渡という感じ。でも、夜にはすごい湿った森の奥で、虫とかいるような大自然の中で普通のワンピースで寝っ転がって、ドロドロになりながら撮影したんです。「どうしてアイドルになったんだろう?」と思うくらいしんどかったんですけど(笑)、それもすごくきれいに映っていました。
佐渡がバタフライアイランドと呼ばれているそうなんですが、MVのストーリーもバタフライエフェクトをイメージした撮影をしていて、髪飾りも蝶々をモチーフにしたりしているんです。