新潟県を拠点に活動するアイドルグループ・NGT48が、結成7年目にして初のアルバム『未完成の未来』を6月29日(水)にリリースした。デビューシングル「青春時計」から最新シングル「ポンコツな君が好きだ」までの全シングルタイトル曲の他、「Maxとき315号」「みどりと森の運動公園」といった代表曲も収録。在籍メンバー23人が参加するリード曲「しそうでしないキス」では、デビューシングルのセンター・中井りかと最新シングルのセンター・小越春花がWセンターを飾る。待望のアルバム発売を前に、メンバーの中井、小越、本間日陽、小熊倫実、對馬優菜子に心境や意気込みを聞いた。
初のアルバムリリースに本間日陽「また一つ前に進めている気がした」
――まずはアルバムの発売が決まった時の心境をお聞かせください。
對馬優菜子：NGT48が7年目になって、私も加入して5年目。自分ももう新人ではなくなったという感覚があります。4枚目のシングルから活動に参加させていただいていますが、アルバムは「いつかあるんだろうな」とは思いつつ、全然予想もしていなかったので、すごくびっくりしました。NGT48は加入する前から好きだったグループなので、自分が加入する前のファンだった頃に聞いていた楽曲と、自分が加入してから参加させてもらった楽曲が一緒になったアルバムが発売されるということにすごく感動します。うれしかったです。
小越春花：「ついにアルバム！」と思いました。7枚目シングルがリリースされてからちょっと月日が経っていたので「そろそろ次のシングルが出せるといいな」と思っていたところに「アルバムです」と言われたから驚きました。NGT48にとって節目になる出来事だと思うので、この7年分以上に頑張ろうと改めて思いました。
中井りか：正直に言うと、アルバムと聞いた時に「私たちレーベル変わっているんだけど権利とかどうなるんだろう？」と思ったんです(笑)。「昔の曲とか入るのかな」という疑問もあったんですけど、3つのレーベルが協力してくださって「すてきなアルバムになったな」と思いました。収録曲を聞いてすごくホッとしましたね。特に一期生はお仕事の幅も広く、今まで本当にいろいろなことをやってきたんですが、アルバムは7年目にして初めてのこと。7年目にして“初めての出来事”がやってくるんだと感慨深かったですね。
本間日陽：私もすごくうれしかったです。シングルを連続してリリースできている状況だけでも本当にうれしかった中で、今回アルバムをリリースすることが決定したのは、また一つ前に進めている気がしたし、一期生から始まったNGT48を今後もつなげていこうと明るい前向きな気持ちになりました。
小熊倫実：私はこのアルバムのお話を聞いてすごくびっくりしました。今までアルバムを出せるとは考えていなかったので、次に新しい曲を出すとしたら8枚目シングルだと思っていたんです。過去の曲も今の曲も、アルバムに入る新曲も含めて、NGT48の歴史をギュッと一つに詰め込んだものを作れて、本当にうれしいです。今まで応援してくださった方にも、この機会に新しくNGT48を知ってくださる方にもたくさん発信していけたらいいなと思います。
――収録曲の一覧を見て、特に思い出深い曲はありますか？
小熊：1stシングルからタイトル曲が1曲ずつ全部入っていますし、カップリングも収録されています。それだけでなく、AKB48さんのシングルにカップリングで参加させていただいた楽曲も入っていたりするので、本当にいろんな思い出が詰まっていますね。私は「シャーベットピンク」という楽曲が初めての全員選抜だったことと、すごく久しぶりのシングルだったということで特に印象深いです。
