
眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第26回が6月28日に放送された。マサ(眞栄田)と過ごす残りの三日間を楽しくしようと、おねだりした佳奈花(加藤柚凪)。5歳の少女の“うそ”が涙を誘った。(以下、ネタバレがあります)
佳奈花は旅立つ前にマサにおねだりを
“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。
原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。
遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごす“仮免ファーザー”のマサ。第26回は、マサを苦しめないことを条件に叔父の沢田(武田真治)についていくことを約束した佳奈花が、三日後にマサに内緒で旅立つことに。佳奈花は、残りの日々を一番楽しい時間にしたいと、夏になったら泳ぎや花火を教えてやるとの出会った当初のマサの言葉を思い出してねだった。
佳奈花がマサたちとひと足早い夏の思い出作り
マサは佳奈花の真剣なまなざしに、「夏を先取りするか」と願いをかなえてあげることに。勇介(前田旺志郎)や沙和(白石聖)も一緒に海に行って楽しみ、またマサの店のための看板作りもした。
そして最終日。佳奈花はおばちゃん(宮崎美子)にマサの店の仕込みが終わるまで一緒にいようと誘われるが、おばちゃんの心が読めてしまい、サプライズパーティーがあることを知ってしまう。自分の能力をうらむ佳奈花だったが、想像以上だった縁日の演出に佳奈花は驚き、心底喜んだ。