ジャニーズWEST・重岡大毅主演、入山法子共演のドラマ「雪女と蟹を食う」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)の第1話が7月8日に放送された。「役に入ったら別人」、「始まって数秒でシゲが北に見えた」と演技力に定評のある重岡の新ドラマにSNSの投稿が相次ぎ、Twitterのトレンドランキングは1位を獲得した。(以下、ネタバレが含まれます)
えん罪で全てを失った北が人妻の彩女宅に強盗に入る
本作は、自殺を図ろうとしていた男性・北(重岡)が、孤独な人妻・雪枝彩女(入山)と、カニを求めて北海道まで旅をするサスペンスフルなラブストーリー。彩女の夫で小説家・雪枝一騎を勝村政信、一騎の担当編集・巡健人を淵上泰史、北と彩女にとってキーパーソンとなる北海道のホステス・マリアを久保田紗友が演じ、監督は「全裸監督」(2019年)や映画「ミッドナイトスワン」(2020年)などを手掛けた内田英治が担当する。
第1話で描かれたのは、北が絶望の淵に立ち、命を絶とうとする衝撃的なシーンから。北には、えん罪で全てを失い傷ついていた過去があった。金も行き場もなくなった北は部屋で一人、首に縄をかけようとするが、あと一歩が踏み出せず号泣。そんな中、グルメ番組を見て人生で蟹を食べたことがないことに気付き、「北海道でカニを食べてから死ぬ」ことを決意した。
北海道に行くにも金がない。北は、高級住宅街に住む人妻・彩女を狙い、家に侵入し強盗に及ぶ。しかし、彩女は北の行動にたじろぎもせず、金の要求にも応じて身体も差し出してくるという全く予期しなかった行動を繰り返す。その態度と雪女を彷彿とさせるような美しさに北は圧倒され、2人は北海道へと旅立つことになっていくのだ。