蒼井優が瑛太主演の7月期ドラマで美人霊媒師に
瑛太が主演を務める、TBSの7月期金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」(毎週金曜夜10:00-10:54)に、蒼井優とリリー・フランキーの出演が決定した。
本ドラマの原作は「島耕作シリーズ」の弘兼憲史の同名漫画。1980~1989年にわたり、講談社「週刊ヤングマガジン」にて連載され、人情モノやサスペンスをはじめ、企業モノや超常現象に至るまで幅広いテーマを扱い、人気を博した不朽の名作だ。
映画「モテキ」や「バクマン。」などのヒット作を手掛けた大根仁がゴールデン・プライム帯のドラマで初めて脚本・演出を務めることでも話題を集めている。
瑛太をはじめ、深田恭子、森田剛、山口智子ら豪華出演陣と大根監督の強力タッグにより、さまざまな要素が相まった、まさに変幻自在な探偵ドラマとなっている。
このたび出演が決定した蒼井が演じるのは、謎めいた美人霊媒師の河合節子。ドラマの中盤から登場し、捉えどころのない独特な空気感で、瑛太演じる七瀬五郎(ゴロー)を翻弄(ほんろう)する。
素性や生い立ちは不明も、類まれな霊能力を駆使し、ゴローと共に事件解決に向けて奮闘する。一見、普通の女性のようだが、実は大きな秘密が?
そんな蒼井は、2014年に放送された「MOZU Season2~幻の翼~」以来のTBS連続ドラマ出演となる。今回は霊媒師という奇特なキャラクターをどのように演じるのか、注目が集まる。
また、リリー・フランキーが演じるのはドラマ序盤の鍵を握る、裏社会に通じる出版社の経営者・南役。
南はおんぼろ出版社・サンライズ出版の経営者だが、大企業のトラブルやもめ事を処理するという裏の顔を持つ。普段はぐーたらの不良ジャーナリストだが、幅広い分野の情報に精通し、謎に満ちた美女・蘭子(深田)の過去をも知る数少ない人物の1人だ。
大根監督の“盟友”であり、同氏の作品常連でもあるリリーが、今作ではどのようなスパイスを加えるのか?
蒼井優コメント
途中からの参加で、なおかつせりふがたくさんあるので、皆さんに迷惑をかけないようにと非常に緊張しています。大根監督とは10年ぶりぐらいなのですが、特にブランクは感じず、わくわくして撮影に臨んでいます。
基本的に何を考えているか分からない霊媒師の役なのですが、大根さんから「今のはキュンときた。今のはキュンと来ない」とか謎のダメ出しが出るので、その辺のさじ加減を探りながら頑張っていきたいと思います(笑)。
リリー・フランキー
今の若い方たちはたぶん原作を読んだことがないと思いますが、僕らの世代はみんなが読んでいた漫画でした。それをいま、瑛太さんをはじめとする素晴らしい役者の皆さんが集い、時代を切り取るのがうまい大根監督が撮るわけですから、格好いいものになるだろうと確信しています。
今の若い方に「ドラマって面白いな」と思ってもらえたらうれしいですね。それにしても深田さんは本当にきれいでした(笑)。
7月スタート
毎週金曜夜10:00-10:54
TBS系で放送