アイドルという文化が日本を超えて、海外にもどんどん発信していけたら
――アイドル経験者の立場から、TIFに出演するアイドルを見て改めて感じることはありますか?
いろんなジャンルのアイドルの方がどんどん増えていて、改めてアイドルってすごくすてきだなと、間近で見ていて思います。こういった文化が日本を超えて、海外にもどんどん発信していけたらいいですよね。
さらに、バーチャルアイドルという新しいアイドルの形でパフォーマンスができるステージもあります。今年は「ウマ娘(ウマ娘 プリティーダービー)」さんが参加してくださったりと、今までTIFを楽しんでいた方だけでなく、新たにTIFに出会う方も増えたらいいなと思っています。
――長濱さんは、アイドルのどんなところに注目されていますか?
やっぱり楽曲、パフォーマンスにはすごく目を引かれますが、ミュージックビデオを見たり、オフショットから素の部分を見たりして、アイドルの沼にハマっていくようなところもあります。アイドルを応援する楽しさって、最初は楽曲から入ったとしても、一人一人の個性に人として引かれていくことが多いと思うんです。
アイドルにとってTIFは特別
――アイドルに近い立場だからこそ伝えられるような、TIFの見どころはどんなところにあると思いますか?
アイドルにとってTIFは特別だと思うんです。グループの中だけでなく、個人にもスポットを当ててくれるフェスだと、私自身もアイドルをしていた当時から思っていました。TIFならではのステージで、アイドル同士がグループの垣根を越えて交流があったりもするし、別のグループのアイドル同士で撮ったオフショットがネットに上がったりするのも楽しめるというのは、TIFの醍醐味なんじゃないかなと思っています。
――長濱さん自身も、アイドルの頃からTIFのステージには特別な思いがあったんですね。
そうですね。自分たちを知らない方、アイドル好きの目が肥えた方など、新しい方々に自分たちを見ていただけるステージなので、そこでいかに好きになっていただけるか、すごく気合が入っていたなと思います。
――今回のTIFで注目しているアイドルはいますか?
たくさんいるので一組を挙げるは難しいですが、事前番組で私が取材した皆さんには、やっぱり注目しています。静岡発のfishbowlというグループの皆さんの、地元を盛り上げようという思いにはすごく共感しました。自分もそうありたいと思ったし、彼女たちはTIFが初めてということなので、ぜひ直接見に行きたいなと思っています。