<初恋の悪魔>仲野太賀“悠日”、林遣都“鈴之介”と松岡茉優“星砂”の仲を取り持つことに複雑な思いを抱く
鈴之介は、熱を出して寝込んでいた。どうやら、恋わずらいらしい。琉夏(柄本佑)は、悠日が鈴之介と星砂の仲を取り持ってあげればいいと提案。鈴之介も口には出さないものの、それをあてにしている様子もあり、悠日は複雑な思いを抱く。
悠日は、星砂が万引き犯を間違えて捕まえたことを知る。しかし、星砂は納得していない様子。悠日は星砂に、鈴之介に相談してはどうかと勧める。
本当に、万引きは星砂の見間違いだったのか。万引きの証拠は、なぜ消えたのか。悠日は、鈴之介の推理で星砂の疑問を解決すれば、星砂は彼を好きになるかもしれないと考える。鈴之介は、悠日と琉夏の協力を得て、星砂の心をつかもうと真相究明に乗り出す。
――という物語が描かれる。
松岡茉優“星砂”「私の中に、“肉じゃが”と“コロッケ”がいる」
公式ホームページなどで公開されている予告動画には、額に血が付いた森園がシャベルを振り上げ、鈴之介の家に入ってくる姿が。鈴之介は動揺し、「ついに彼が僕を殺しに来た」と、恐れとも興奮ともとれる言葉を発する。
また、花束を持った悠日に、星砂が「振られたんじゃない?」とおどけたような口調で声をかける姿も。星砂が悠日にホースで水をかけていたずらをする様子からは、二人の仲が深まっていることが感じられる。
また、元監察医の小洗(田中裕子)に「私の中に、“肉じゃが”と“コロッケ”がいる」と告げる星砂も映し出されている。その表情は少し暗く、思いつめている様子だ。かねてよりささやかれている“二重人格説”を打ち明けていると捉えることもできる、気になるせりふとなっている。