オフモードのハルクも注目
ヒーローやヴィランたちを相手にする“超人専門弁護士”となったジェニファーだが、力で制圧するよりも法の力でねじ伏せたいというのが本心。しかし、思ったようにはいかないのが現実で、法廷内で暴れる超人を抑えるために自身も巨大化せざるを得ない場面もあり、大事な靴は脱いで、「このスーツ、好きだったのに」と巨大化すると破れてしまう服を惜しそうに見ている姿は“普通”の女性と変わらない。
ジェニファーがどのように怒りや恐怖を抑えて、シー・ハルクと付き合っていくか、というところが見どころとなっているが、ハルクにも注目。他の作品では巨大化して大暴れするシーンが多いが、このドラマの中では“オフモード”のハルクをたっぷりと見ることができる。超人になったばかりのジェニファーを相手にしていると、より自分がしっかりしないといけないという気持ちになっているのだろう。
いきなりトレンド席巻の反響
シー・ハルク(ジェニファー)を演じるのは、ドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」などに出演していたタチアナ・マスラニー。健康的な雰囲気と笑顔が印象的で、ドラマの第1話を見れば、彼女がシー・ハルクにハマっていると誰もが実感するはず。ハルク役はおなじみのマーク・ラファロ。2人の丁々発止のやりとりがこのドラマの楽しさ、魅力になっているのは間違いない。
日米同時配信の本作。配信スタートしてすぐ、アメリカ版のTwitterで「#SheHulk(シー・ハルク)」がトレンド1位になった他、主演の「#TatianaMaslany(タチアナ・マスラニー)」や役名の「#JenniferWalters(ジェニファー・ウォルターズ)」がトレンド入り。作中でのジェニファーの“手痛いいじり”のおかげか「#SteveRogers(スティーブ・ロジャース)※キャプテン・アメリカ」などもトレンド入りするなど、第1話からかなり話題を集めている。
MCUでおなじみのヒーローたちもいろいろ登場しそう…なんてうわさもあるので今後も見逃せない作品になりそうだ。
◆文=田中隆信
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/she-hulk-attorney-at-law/
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「シー・ハルク:ザ・アトーニー」
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