<鎌倉殿の13人>堀田真由、小栗旬との共演について語る「自分の心臓の音が聞こえるぐらいドキドキしていました」
堀田真由が、8月14日に行われた「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』トークライブin滋賀」に登壇した。同イベントでは、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)で義時の正室・比奈を演じる堀田が、自身の出身地でもある滋賀・長浜市でトークショーを行った。
トークイベントでは、大河ドラマに出演への思いや、演じた比奈という役柄について、小栗旬との共演や座長としての小栗の魅力などを語った。
三谷幸喜さんの作品に出られるということが本当にうれしかったです
――大河ドラマに出演への思いをお聞かせください。
最初にお話をいただいたのはクランクインよりもだいぶ前だったのですが、何だか実感が湧かなかったです。やっぱり大河ドラマというのは女優としての一つの目標でもあったので、いつか出られたらいいなと思っていました。そして、三谷幸喜さんの作品に出られるということが本当にうれしかったです。連続テレビ小説「エール」でご一緒させていただいたチーフ演出の吉田照幸さんとも、今回ご一緒させていただきましたし、連続テレビ小説「わろてんか」のときに助監督だった中泉慧さんも今回は監督として演出チームに入られていて、再会することができました。自分自身も、またお会いできるようにならなきゃな、と思っていましたし、再会できたら「わろてんか」の時よりもっともっと大きくなっていたいなと思っていたので、それも含めて思ったよりも早く大河ドラマに出演できてうれしい気持ちでいっぱいでした。
――比奈という役についてお聞かせください。
歴史上は「姫の前」という方がいらっしゃって、その方が今回は“比奈”として描かれています。もちろん歴史に沿ってはいますが、やっぱり三谷さんのオリジナルな部分もあるので、実際に台本を読んだ時はすごく小悪魔な女性だなと思いました。そしてとても芯が強くて、比企と北条の架け橋となる方なので、やっぱり心が、思いがすごく強くて、圧も若干強い(笑)。そういった女性としての強さを出していけたらと思いました。
自分の心臓の音が聞こえるぐらいドキドキしていました
――小栗旬さんとの共演についてはいかがでしたか。
もちろん緊張しました。義時さんと比奈の2人が初めて会うシーンが、本当に私のクランクインだったんです。そのときに小栗さんが「ようこそ比奈」とご自分のマスクに書いてくださっていて、それがとてもうれしくて、その話に触れたかったのですが、緊張しすぎて何も会話もできず、ただ自分の心臓の音が聞こえるぐらいドキドキしていました。作品で緊張することはあまりないのですが、「鎌倉殿の13人」はもう放送も始まっていて見ていましたし、「本当にやって来たんだな」という感じと、本当に目の前に小四郎殿がいて「ああ、これから比企と北条の架け橋をしていかなきゃいけないな、まっとうしたいな」と思うととても緊張してしまいました。
ただ、これではイカンと思って、小栗さんに初日に「私はすごく緊張してます」と言いました(笑)。言った方がもしかしたら自分の心が落ち着くかなと思って、そのシーンの撮影前に言ったら小栗さんが「そうだよね」と言ってくださって。でも最初の頃は本当に緊張していてあまりお話ができなかったです。