仁科志保役/佐津川愛美コメント
ドラマへの愛が真っすぐあるチームにお声掛けいただき、とてもうれしくご縁に感謝しております。原作を読ませていただき、こんな世界があるのかと、知らない世界を覗くドキドキがありました。志保は旦那さんが好きで、家族が大切。女性として見られたい気持ちや友人を応援したい気持ち、どれも根本には人間らしさがあります。
普通の感覚を持つキャラクターだと思うので、そんな志保がスワッピングというものを通して、自分を知ったり、周りとどう向き合っていくのか。いち女性として、とても共感できる心情があるので、そこは丁寧に積み重ねて表現していきたいです。
そして、監督、プロデューサーも楽しい現場にしようと思ってくださっているので、まずは自分から楽しんで、スタッフ、キャストの皆さんと心地良くお仕事できるよう、コミュニケーションをたくさん取れる現場にしていきたいです。
ポップな部分もある作品になると思うので、皆さんと一緒に良い意味で面白がって作り上げていければいいなぁと思います。
また、横堀光範監督の演出プランを伺い、挑戦的な部分もありつつ、美しい世界観を切り取ってくださると思うので、どんな作品になるのかとても楽しみでワクワクしております!
なかなか刺激的な題材ですが、それぞれの悩みを通して少しでも前向きな気持ちになる作品にできるよう、精一杯演じさせていただきます。
仁科浩介役/千賀健永(Kis-My-Ft2)コメント
このお仕事をいただけた事、率直にすごくうれしかったです。ジャニーズを19年間やってきてよかったなと、こういう事は巡ってくるんだなと、諦めない事の大切さをしみじみと感じております。
この原作を読ませていただいた最初の印象としては、”エロっ”という描写のインパクトでした。でも、読み込んでいくと現代を生きるさまざまな家庭の重要な問題であり、かなりセンシティブな感情が描かれていて、気が付いたら、「大好きな人なのにセックスできない」この絶望感から脱出する為の1つの治療という観点で読んでいました。気が付いたら自分と重ねてしまっている、身近なリアリティー、引き込まれる魅力を台本から感じました。
浩介は他人の事で色々と考えすぎてしまうところや、ストレートな発想ではなく、賛否があったり、デメリットもあるけれども絶大的な効果が期待できるかもしれない一種の賭けみたいな方法を選んでしまうところがあります。「これだ!」と決まった時の行動力があるキャラクターです。全て、僕に当てはまってると思います(笑)。
今回、主人公の夫という重大なポジションを演じさせていただくので、共演者の皆さまにご迷惑をかけないよう、そしてこの作品を台本以上にすてきな作品に昇華できるよう一生懸命努めてまいります。
この作品をご覧になる皆さまには、意外と身近な家庭問題と感じる人は多いと思います。セックスレスに対してさまざまな問題がありますが、ドラマだからこそ描ける現代的なレシピをお届けします。そんな思いを体感できるフィクションとして、新感覚のドラマだと思いますので、是非、楽しみにしていてください。
語弊があるのでこれだけは言っておくとオススメはしてません、実際に参考にしようとは思わないでください。