【ひよっこ通信(9)】工場閉鎖へ…みね子ら“乙女”たち決断のとき
第49回/5月29日(月)放送
向島電機の業績不振で給料が減額になったみね子たち。それでも頑張って働けば、いつかは憧れの暮らしが待っていると夢見る。雑誌でおしゃれな“団地ライフ”の記事を見た乙女たちは、結婚してこういった家に住むのかと幸子(小島)を冷やかす。
一方、愛子(和久井映見)は会社のことで思い悩んでいた。中庭で1人考え込んでいると、本社へ出掛けていたライン長・松下(奥田洋平)が、すっかり気落ちした様子で帰ってくる。
第50回/5月30日(火)放送
工場閉鎖が決まり、新たな仕事を見つけた工員たちは新しい職場へと移っていく。彼女たちを笑顔で送り出す愛子。その姿を見たみね子たちは、一番つらい思いをしているのは愛子だから、自分たちもずっと笑っていようと約束する。
そして、それぞれが転職活動を始めることに。両国にあるせっけん工場の面接を受けたみね子と澄子(松本穂香)が結果を待っていると、社長の原田(諏訪太朗)が寮を訪ねてくる。
第51回/5月31日(水)放送
優子(八木優希)が、工場閉鎖の前日に秋田へ帰ることになった。みね子は、工場の一大事で休みになっていたコーラスを、優子がいるうちにもう1回やろうと提案し、辞めた仲間たちも集めることに。一方、優子はある決意をして雄大が働く工場を訪ねていた。
そして優子が実家に帰る日、愛子や食堂の料理人・和夫(陰山泰)への感謝の気持ちを込めた、みね子たち乙女寮最後のコーラスが始まる。
第52回/6月1日(木)放送
乙女寮最後のコーラスの場で、幸子にプロポーズした雄大。みね子たちは幸せな瞬間に立ち会って、大いに盛り上がる。安心した優子は、仲間たちに見送られて秋田に帰っていく。
ついに工場最後の日。朝からぼんやりした様子の豊子(藤野涼子)が、仕事で初めて失敗してしまう。最後の1台を作り終え、みね子たちが工場を出ようすると、豊子は突然思いもよらない行動に出る。
第53回/6月2日(金)放送
工場が閉鎖される日、突然建物に立てこもった豊子。驚いたみね子や愛子がその訳を聞き出そうとすると、豊子は胸にしまっていた自分の思いをみんなに打ち明ける。
外では業者の人たちが工場の機械を運び出すために待っていて、「どうして入れないのか?」とライン長の松下に詰め寄っていた。男たちのどなり声が飛び交う中、みね子は窓の外からそっと豊子に語りかける。
第54回/6月3日(土)放送
みね子と時子(佐久間由衣)は、久しぶりに三男(泉澤祐希)に会う。向島電機の倒産や新しい仕事について近況を話し、正月は奥茨城に帰らないことも伝える。一方、ほとんどの工員が去った乙女寮は、すっかり静かになっていた。
幸子や豊子も荷物を整理して、次の職場へと移っていく。そして時子が寮を離れる日。みね子は、空っぽになった工場で1人静かにしている時子を見つける…。
ひよっこ記者の裏ネタ
ついに工場閉鎖のときを迎える週に。乙女寮ロス予防のために紹介しておきたいのが、「ひよっこ」公式Instagramでひそかにシリーズ化している「#けん玉やってみた」だ。
これまで割とスタンダードなけん玉の技を佐久間、藤野、松本、小島、八木の順で挑戦してきたが、いい感じに素の部分が出ていてとてもキュートだ。特に、ドラマの中ではミス・パーフェクトともいうべき、仕事の鬼でクールな豊子役の藤野も、柔和な笑みでちゃんと失敗しちゃう、人間らしいところが出ている。
普段の役と対比しながら見てみると、ほっこりできそうだ。そして、みね子編はまだか~?
ちなみに、現時点で一番うまいのは…ボタンの掛け違いを含め、誰が何と言おうと八木ちゃんだべ! それは個人の感想ですが、素直になる“勇気”も大事だっぺよ。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
【HP】 https://www.nhk.or.jp/hiyokko/
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