ちなみに一太役の野原壱太くんは連続テレビ小説「ちむどんどん」で砂川智の弟・旭役。舞を演じる浅田芭路ちゃんは「ちむどんどん」で砂川家の末娘・サチ子を演じており、第1週では2人が並んで登場するシーンもあった。今回はそれに続いての再共演となる。
「高畑さん、島の人にしか見えない!」
語り・さだまさしの“正体”も注目を集めた。なんと、五島名物の“ばらもん凧”だという。モノが語りを務めるパターンは過去にも「まれ」の魔女人形(戸田恵子)などの例がある。「つばさ」のラジオの男(イッセー尾形)はラジオが人間に姿を変えたもの、逆に「ごちそうさん」のぬか床(吉行和子)や「おかえりモネ」の牡蠣(のちに木の笛、竹下景子)は故人の魂が乗り移ったという設定だ。
おとなしめの舞を取り巻く、五島の賑やかなキャラクターたちが登場すると、視聴者からも「高畑淳子さん、娘への気まずさと再会のうれしさが入り混じった演技が素晴らしい」「高畑さん演じるお母さん、島の人にしか見えない。すごい」「信吾さんが祥子さんの笑顔を引き出してる。いい関係。鈴木浩介さん、いい味出してる!」「信吾&一太親子が明るくて気持ちいい!」といった声が飛び交った。
さだの“正体”も話題を呼び、第3回の放送後、Twitterでは「#舞いあがれ」がトレンド1位に。Yahoo!検索ランキングでは「バラモン凧」「鈴木浩介」など関連ワードが急上昇ワード入りする反響を呼んだ。
10月6日(木)は第4回を放送する。舞が初めて五島の家を訪れた日、船大工の木戸(哀川翔)や港に売店を持つさくら(長濱ねる)がやってきてにぎやかになる。祥子に紹介されてあいさつする舞は居場所がない感じだったが、そこへめぐみが帰ってくる。