君嶋直樹役/小池徹平コメント
――新メンバーとして加入されましたが、今のお気持ちを教えてください。
僕は16歳のときに大阪から上京して転校したのですが、まさにそのときの気持ちを思い出しています。“転校生”として科捜研の現場に入らせていただき、息つく間もないまま怒濤(どとう)のような日々を過ごしています。
でも、現場には長く続くシリーズゆえのチームワークがあり、非常に温かく居心地がよいですし、逆に、“転校生だから”という遠慮が一切ない空気にものすごく救われている部分があります。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
セットが豪華で、ひとつひとつの機器へのこだわりを感じます。出演者だけじゃなく、スタッフの皆さんからも「新しいものを作っていこう」という、いい熱量をものすごく浴びています。
科学用語って自分の耳になじんだ言葉ではないし、理解という領域まで到達しきってない部分もあるので、みなさんのお芝居のテンポが早く感じてしまうこともあって、必死にすがりついている感覚です。
でも監督から「“3年前からいたんじゃない?”と思うぐらい現場になじんでいる」という言葉をいただいて、それで一気に肩の力が抜けたところもありますね。
――沢口さん、内藤さんとの共演はいかがですか?
当たり前ですが、沢口さんは“マリコさん”にしか見えず、真にマリコさんとして存在されているんです!ずっと見てきた世界に入ってお芝居させていただいているのは、不思議な感覚ですね。
内藤さん演じる土門さんとも、これから深く絡むことができたら面白そうだなと思っています!僕にとっても、この作品はものすごいチャレンジ。毎日たっぷり刺激をいただいています。